ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Prince of Darkness : Chapter 11

2010-07-13 23:18:48 | Athelstan・Doherty
The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)
価格:¥ 1,250(税込)
発売日:1992-11-12

‥ではひょっとして修道院長は王子もしくはガベストンの企みを承知? ‥まあいいや。いよいよ起承転結の結!

お買い物を終えてラナルフとマルトートの待つ通りへ戻ると,ラナルフ「誰かに見られてた」マルトート「誰かが見ていたようだがフードを被った2人の子供だった」う~ん,犯人は子供がお好きなのか,それとも小さい人達なのか。。

彼らは居酒屋で今までの出来事をまとめ。夕食を食べ始めた所で,居酒屋の主人が突然コーベットを呼び出します。何かメッセージを持った男の子が外で待っている,と。(おっと~ヤバイ!)

コーベットが出ていくと,案の定,子供を装ったプロの小さい殺し屋でした。しかも3人も。。よく揃えたもんだ(笑)こういうのを揃えるのはきっと国家のバックがあるドゥ・クラオンに違いない‥それと,かわいそうなレイナード牧師の殺害方法も理解した3人です。(いつの間にか3人組になりましたね)

一難去ってまた一難。周りはいつの間にか騒ぎになり,コーベットはあやうく逮捕されそうになりますが,王の遣いだと言って難を逃れます。

翌日,コーベットは2人を連れて自宅のレイトン屋敷へ。ミーヴは,旅先で誰に会ったか等質問の嵐。コーベットは襲われた事等は黙っていましたが,彼女は夫が疲れている事をしっかりお見通し。で,お腹の子の事や夫の留守の間に起きた出来事等の話は後回し,という,男性から見ると大変よくできたお嫁さん(笑)です。最も,ミーヴという人は戦いの中で育ってきたので,男を良く知っているんですよね。

しかしさらに最後に悪いニュースが(^^;)王様からの手紙です。王様は進捗のない事にカンカン。しかしそれを読んだコーベットは逆ギレ(笑) ったくもうPlantajenet王家と来たら‥‥犬の事とかわかってんのか?(おかげで犬の事もミーヴに話すハメに(笑))

ミーヴは,年老いた修道女マーサの残した言葉Sinistra non dextra On the left, not the right.とは,エリノアの手に関する事だろうと言います。

ミーヴとの会話のうちに犯人がわかってしまったコーベット,ゴッドストウにさらなる連続殺人の予感。ラナルフとマルトートを連れて,すぐさま出発(ロンドン経由)

そんな折り,コーベットの心配通り,ゴッドストウ修道院で,さらなる殺人がっ‥‥


The Prince of Darkness : Chapter 10

2010-07-13 23:18:15 | Athelstan・Doherty
The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)The Prince of Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)
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発売日:1992-11-12

レイナード牧師はMichaelmas(Christmasはキリストの誕生日ですが,これは大天使ミカエルの記念日か→ややっ,現在は9月29日だけど,「古いMichaelmas」は10月11日‥ややっ、私の誕生日ではないか!(^o^) 悪魔が消える日。。演技の良い日じゃ~ん)の準備中。すると夜だというのに,外から子供が呼ぶ声。誘われて出て行った牧師は‥‥

翌日,コーベットは,ラナルフとちゃっかり新しい仲間になった(^^;)マルトートを連れてロンドンに一旦戻る事に。シスター・エリザベスが,事件当日馬と人がいたという場所を確認すると,修道院から悲鳴。何かと思いきや,修道院長が泣きながら「レイナード牧師様が殺されました。」

「この平和な村に‥‥あなたが来てからです。あなたは,一体,悪魔なのですか?」と言う,修道院長に「違いますよ。」と静かに反論するコーベット。

コーベット一行は,ゴッドストウ修道院を出た後,村の教会でレイナード牧師を検分。マルトートが,下から撃たれた事を見抜きます。しかしとりあえず,この件は置いといて,一行は急いでロンドンへ。。。

コーベットの向かった先はスミスフィールドのバーソロミュー病院のトマス神父。薬剤師だったのね。コーベットがトマス神父を訪ねるのは,毒薬に関する見識を得たい時です。あれ?しかし今回は直接毒殺な事件はなかったのでは? ですが,どうやら,王子からエリノアに与えられたという薬についての調査ですね。

ところで,トマス神父は薬剤師であると同時に,もちろん聖職者なので,妻を毒殺しようとした男の懺悔を聞いた事もあるそうです。

本日の教訓:
Where the shit lies, the flies always gather.(爆)

さて,コーベットの目的の薬を売る薬屋は,いかにも危ない通りの一角。ラナルフとマルトートを見張りに立て,店に入ると応対に出たのは,‥色黒のイケメン。(笑)

薬屋はフリオ・シーザーといい,元ポルトガル王家御用達の薬屋だそうです。

ここでコーベットはお芝居。名前は言わず(ってでも,顔を覚えられたらどうすんだろね?(^^;))妻を誰にも悟られないようゆっくり殺したいけれど良い薬はないかね? ‥すると,非常に高価だけれど良い薬があると言って薬屋が持ってきたのは「一服では全く支障ないが常用すると死に至る」というもの。コーベット密かに,してやったりの大喜び。


Run!Run!Run!