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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

7巻発売に備える Harry Potter and the Half-Blood Prince (14)

2007-07-05 23:54:03 | ハリポタ6巻
Chapter 27: The Lightning-Struck Tower
前回の記事はこちら

以前読み落としていましたが,さすが,ダンブルドア先生,ヴォ卿に負けず劣らずの狡猾さが感じられます。まず,彼はこの日オーダーのメンバーを,城の警戒にあたらせていたのですね。(‥しかしハリーの相手にもならんたった4人のデス・イーターを止められないなんて,毎度の事ながら,オーダー弱え~なぁ~(汗))校長は,リラックスして,冥土のみやげと見せかけて油断させ,ドラコに洗いざらい吐かせ,しっかりハリーに聞かせております。‥さらに,ダンブルドア先生自身の慈悲だと言って,ドラコに,両親を保護すると提案し,自分達のサイドに来るよう説得しておりますが,何気に,ハリーにこの遺志を引き継ぐようにと,無言のプレッシャーを与えていますね?(笑)

ドラコ,スネイプ先生はダブルスパイだと主張します。でも,自分がD先生殺しのミッションを達成した暁には,スネイプ先生は,もはや闇の帝王のお気に入りではなくなる,"nothing to compare to me, nothing!"(このセリフ,他の人が使って,とっても印象に残っているぞ。偽ムーディが,「卵」のシーンで,クラウチ Sr.の事を話した時,父について,全く同じ事を言っておりました。)だと。何て協調性のない人達なんでしょ,デス・イーターって。。。

スネイプ先生,「その直前」一瞬立ち止まり,強い嫌悪(hatred)の表情を見せます。前の章で,実は,ハリーがダンブルドア先生に,無理矢理薬を飲ませた時も,同じ単語「hatred」が使われていたんですよね。その為,有名な「ダンブルドア陰謀自殺説」が流れるわけです。

しかし,故意にスネイプ先生にそれをさせるのなら,魔法省に,封印付きの証書を提出しないと,スネイプ先生は,命どころか,魂まで危険にさらされている事になりますよね? 世界で最も尊敬される魔法使い,ダンブルドア先生にアバダ・ケダブラを使ったとあっては,裁判もなしにディメンターを仕掛けられても,文句は言えないわけですから。

‥てことは,もしダンブルドア先生が,本当に「陰謀自殺」を図ったとするなら,スネイプ先生の無罪を証明する証拠がどこかにあって,もしスネイプ先生が捕まったら自動的に?出てくるとか,ダンブルドア先生が「額縁から」指示するとか,あるいは誰か第三者が密かに持っている可能性もあります。皆スネイプ先生がそんな事をするなんて,と,驚き,ショックを受けていますが,誰か,2人の秘密を知っていて,ウソをついているかもしれません!


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2 コメント

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おお! そう言えば,この章の中で,ダンブルドア... (える)
2007-07-06 22:52:48
‥とすると,アズカバンには今は何がいるのでしょう?
ダンブルドア先生が,何を根拠にアズカバンが安全と言うのか,逆に,気になって参りますね。

スネイプ先生に,魂まで奪われる危険はとりあえず考えなくても大丈夫という事ですね。(蛙の所にディメンターが残ってなければ。。)
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この時点ではディメンターはヴォ卿側についていて... (Alchemist)
2007-07-06 20:32:34
この時点ではディメンターはヴォ卿側についていて魔法省には残っていないと読みましたが、まだ魔法省側に残っているという根拠は何でしょうか?
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