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Crowner's Quest : Chapter 11 : In which Crowner John goes to gaol

2009-05-16 11:22:20 | 読書
Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)Crowner'S Quest: A Crowner John Mystery (Crowner John Mysteries)
価格:¥ 991(税込)
発売日:2005-04-19

「gaol」は「jail」=監獄、の意味です。ドハティの中世探偵シリーズでも、同じ綴りが見られますね。

ジョンは,こないだフルフォードを入れたルージュモンの監獄に入れられます。中世の牢って恐ろしいですね(汗)。。でも,実は,彼は十字軍時代,もっとヒドイ所に入れられた経験のあるのだそうな。
そこへ,リチャード・ドゥ・レヴェル。コレが最後と仲間入りを勧めます。もちろん断るジョン。当時レイプは吊るし首に値する犯罪なのだそう。それを聞いてジョンは連中を挑発開始。思わず剣を抜くブローズ。。。実は,司法長官ヒューバート・ウォルターや獅子心王その人と友人である検視官ジョン・ドゥ・ウォルフを,もし不当に殺したりすれば,レヴェルの立場は危うくなります。ジョンはそれを良く知ってます。レヴェルは,注意深く,挑発に乗らないようにその場を納めます。
でも,レヴェル自身,ジョンの妻,つまり自分の妹は,ブスで嫌な女と考えていて(笑),恐ろしい女中(爆)と一緒に自宅に押しかけてきた事はちょっと迷惑。で,その夜,彼女が罪人の未亡人になってしまうという悪夢にうなされます。。。(^^;)

翌朝噂を聞きつけたグウィン,トマス・ドゥ・ペインと共に,牢屋に押しかけ,看守から無理やり鍵を奪ってジョンのもとへ駆け付けます。でも,ジョンは逃亡拒否。その代わり,近隣の,王に忠実な豪族達へ,反逆の陰謀がある事を知らせるよう依頼します。ただ,何故かその反逆者リストに,義兄レヴェルを入れなかったジョン。

一方レヴェルは,妹と朝食。マチルダは,珍しくしおらしい様子。どうも泣いていた様子? 彼は事務的に,ジョン・ドゥ・ウォルフにレイプされたと訴えた婦人がいる,裁判が行われる,と,伝えると,マチルダ,何と「私は裁判所に行って,夫を擁護します。」
あ~,マチルダ,ジョンを好きだったんだねぇ。。。


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