三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

鎮魂の想いに製作した唯一のプラモ

2008年08月12日 | プラモの話
23年前の夏、私の机にはB747ジャンボジェットのキットが製作途中でいた
1/200サイズのB747-100型、完成予定マーキングはノースウェスト航空の旧塗装機
(銀の無塗装胴体ですから今からだと旧々塗装になるのかな)

ところがその夏に起こった、8月12日の日航機墜落事故

昨年このブログ上で当日の思い出 を記憶が消える前に書くことができたが
事故後の連日のニュース映像を見ているうちになんとも悲しい気分になってしまった

遠慮なく映し出される遺体の数々、破壊された機体
写真週刊誌全盛の時代ゆえにカラー写真で載せられる現実の悲惨な状況
胸が詰まる想いに・・・

目の前にあるプラスチックの白い胴体
          せめてこいつをあの機体にして蘇らそうか~

急遽、完成予定機体を日航SR型に変更! とはいっても外見上の大きな改造箇所もなく

デカールは別キットから一部拝借
ただ胴体のラインをはじめコックピット・ウィンドウ、レジ番号や
日航B747SRの特徴的な塗装の左右一番ドア上に書かれた「日本航空」
と胴体横の「TSUKUBA EXPO'85」の文字等は手書きせねば

しかし、これらの文字を1/200のサイズに手書きするのは容易ではなかった

アップ画像だと色んな粗が目立つのはご勘弁を(大汗) 窓?がなんて・・・


1/200サイズでもB747となると大型で、所有の陳列ケースではサイズがギリギリ

それでもこいつも完成から23年、日の丸のデカールだけが少々黄ばんでしまったが
他に変化もなくケースの中に鎮座している

鎮魂の想いに製作した唯一の飛行機モデル 日本航空 B747SR JA8119


先日、配達された仕事先のBGMパンフレットを広げると

 万人に愛された九ちゃんを偲んで…
 1985年8月12日 日航ジャンボ機墜落事故により不慮の死を遂げた
 昭和の大スター 坂本 九ちゃん 今年で23年目の命日を迎える彼を偲び特集音楽を~

というタイトルが目についた
普段は忘れてしまっている旧盆前の鎮魂の一日

今晩はこのB747を久しぶりにケースから出してみようか
九ちゃんの歌は、やはり「見上げてごらん夜の星を」だなぁ
コメント (2)
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