三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

海軍型の次は空軍の HGU-55/P を

2012年02月14日 | 編隊コレクション
米海軍型のHGU-68/Pヘルメットを出してしまったので
やはり並んで空軍型の HGU-55/P も出しちゃいます


このHGU-55/Pは空軍の大型爆撃機、B-52やB-1のパイロットを想定してオーダーしたもの
これはコレクションの中で唯一、私の頭をモデルにフルカスタムで
アメリカのFlight Suits Ltd(フライトスーツ社)で造ってもらったもの
ヘルメットの原型はもちろんGENTEX 社の軍に納入されているものと同じモノ
米軍関係者はもちろん、自衛隊をはじめ世界中のパイロット達からのオーダーに
このFlight Suits 社はこたえているようだ


外観は後に紹介する官給品と比べてもらうとして
大きく違うのはヘルメットの内側、全てレザーで覆われ
各個体の頭に合わせたクッション部だが、クッションといっても柔らかくはない


そしてこの内張りの保護にはミンクオイルも付属するのである


バイザーはサングラス(グレー)の下部がグラディエーションになったもの
コックピットの計器類がバイザーを下ろしていても見え易いように
ということだが実際試せるわけもないのだが・・・

酸素マスクも新品の MBU-12/P グレーの制空色
マスクリテンション部は旧型の大きなカバーが付いた物だが
これも制空色(ヘルメットと同色)に焼付け塗装されたオリジナル
オマケにはスカルキャップ(アセ避けキャップ)が付いていた


次に紹介するのが米空軍の通常官給品 HGU-55/P

先のヘルメットに比べると細かい部分で違いを目にするが
やはり官給品の方がなんとなく実戦的容姿に見えるのが不思議


ヘルメット内側は大まかなサイズ(MやL)でも大丈夫な TPLライナー


バイザーはレーザープロテクトタイプのオレンジ色のモノを付けてみました
レーザー兵器からの攻撃を保護するのではなく
現代の誘導兵器にはレーザー照射が多用されるので
そういった味方の照射から目を保護するのが主な目的のようだ

撮影するにあたりコラボした酸素マスクは
MBU-12/Pでも旧タイプのグリーンのもの
自衛隊でもこれを国内ライセンス生産して使用したが
ゴム部とプラ部を一体成型するのが難しいマスクだったと聞いた記憶がある



右が官給品、左がフルカスタムの個人装備品
違いは一目瞭然


私はヘルメットのコレクターから足を洗ってしまったので
所有しているタイプはこの辺りが比較的近代のモノ

この形以降の装備品はまったく所有していませんので
次回以降の米軍ヘルメット紹介は過去に遡っていくことにします
コメント (5)
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