三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ヨービルトン で 初めて ガネット (Fairey Gannet) に会った

2013年06月11日 | エア・タトゥーの思い出
92年に訪れた、英国 南西部にあるヨービルトン海軍航空隊基地


そこに併設されたFleet Air Arm Museum(イギリス海軍航空博物館)

博物館には歴代のイギリス海軍の使用機が展示されているが
その他にテスト機も多く展示されている

上画像の手前機は1950年頃にテストされた垂直離着陸機 Short SC.1
その向うには、ハリアーの原型となった、ケストレル(KestrelP1127)

一際目立つ白く伸びる機体は、そうコンコルド

試作002号機(G-BSST)で空力テストが主な任務だったそう
客席部には座席ではなく、試験用機材がビッシリ
コックピットの画像、座席横に伸びるのは
戦闘機にもあるGスーツと酸素マスク用のエアホースに見えるが不明


でも今回の話はコレではなく、もっと格好の悪い??? 味のあるヤツ

          
          博物館のパンフでは扱いが小さかったのだが・・・


   
   印象は、デカッ! デカッ! デカイ!(画像も大きいものを)
   背丈が高く、見上げる機体にビックリ
   フェアリー ガネット(Fairey Gannet)AEW.3


「Gannet」日本語の意味はカツオドリ
世界一醜い飛行機とも酷評されたスタイルは~

~見方を変えれば、魅力的な英国的スタイルそのもの


しかし、ここに展示されているガネットは
オリジナルの対潜哨戒機ではなく、レーダーを装備した早期警戒機のAEW型
対潜哨戒型に比べると、若干洗練された胴体ラインかも


同軸二重反転式のプロペラと共に、ターボプロップエンジンも展示されていたが
エンジンにさえ名前が付けられるイギリス (コンコルドのエンジンはオリンパス)
猛毒ヘビからとられたその名は「マンバ」、2機エンジンだから「ダブルマンバ」


その特徴的な機体を作らねばと、帰国後に早速キット探しに走った話は次回に
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする