三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

岩国フェス ~ラスト報告

2017年06月12日 | 航空祭 11~19年
今年の岩国フェス、 トリ? を務めるのは地元 海兵チームの MAGTF デモ
Marine Air-Ground Task Force  の略で「空地任務部隊」
 ん~、日本語訳にはなんとなく無理があるような(笑

留守番中の飛行隊から、各1機 のみの参加は寂しい限り
以前のように、バッツだけでも2機程度の編隊で飛んでくれたらな~


午前のデモフライトと同じ機体のオスプレイが先ず上がる



これが見納めかもしれない、ハリアーのSTOL離陸
 はるか沖合い上空を旋回中の KC-130 が写りこんだのは偶然




先ずは、バッツの 「F-18 ホーネット」と「すもう」が空中給油 スタイルで進入

予行ではハリアーも従えていたが、本番はバッツ が1機のみ

 空自の航空祭でも行われる空中給油デモだが
 同じように ブームやプローグを伸ばして欲しいもの、と つい思ってしまう


地上の状況偵察に高速で進入してきたホーネットには、コーン状のベイパーが

でも湿度が下がっていたので、申し訳程度ね(汗


ホーネットは模擬爆撃の為に、進入と離脱を繰り返す


その度に、地上に仕掛けられた爆薬が破裂し、キノコ雲状の黒煙が上がるのは例年通り



地上制圧が終われば、海兵隊員の強襲上陸? 着陸?
     ~海側よりオスプレイが進入 (3月の妙高での演習 を思い出す)



着陸と同時に、海兵隊員が飛び出し戦闘配置につく

常に前後の警戒態勢につくのは、実戦経験豊富な米海兵隊だね 



最後の爆撃に進入したホーネットをレンズで追っていると~



 左の頬に熱を感じ、振り向くと同時に爆発音が襲う
  (音よりも熱のほうが早いんだ!)


 慌ててシャッターを押したが
  こんな爆発デモはアメリカ本国の航空ショーなみじゃないかな
   ( この後の、消火作業は大変そうだった )


デモはまだ続く、「最後は航空機を安全にリカバリーさせる~ 」とアナウンスが

すもう(KC-130)と、オスプレイが着陸


結局ハリアーのデモ飛行はなかった


一応、沖合いから進入してVTOL(垂直着陸)で終わりはしたが
  前日の予行とは機体も違い、何かトラぶったのかな

  (この日、デモ飛行に参加した 第311攻撃飛行隊 VMA-311 トムキャッツ は
     5月末に離日し、ハリアーの日本駐留に幕を降ろした)


ホーネットは最後に フックランディング のデモを行うという



見事にワイヤーをヒットして行き先を止めた


 フックランディングを目の前で見たのは久しぶり

 大昔(1979年)の入間基地で開催された国際航空宇宙ショー
 地上展示の為、米空軍 F-4D ファントムが滑走路長の短い入間基地に降りる為に使った時以来
 空軍のワイヤーは当時、ベルト状だったのを記憶する


これを見終えて自分は撤収です
本当のトリは 空自のブルーインパルス ですが、帰りの混雑が心配で・・・
前日の予行でブルーはシッカリ見てますしネ

これだけ見られれば、満足! 満足! 充分楽しませてもらいました


  同じ考えの方が多数 歩いているな~ と思っていたら

フェスの終了時間が押していて、ツアーバスで来た皆さんが
集合時間になってしまった為、肝心のブルーを見ずに撤収していたらしい
 (それを知ったのは後日の事で、たしかに夕方5時過ぎに始まるブルーも珍しかったな)


 実はね、暑さと疲れで頭が回らなかった私
  出口ゲートへ向かい、人の流れにのって歩いていると思ったら
   行列はツアーバスの駐車場に向かって~、 慌てて引き返した(大汗
     これ ナイショだよ!   (行列の9割はバス乗客だった感じ)
コメント (6)
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