三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

今年の厚木フェスは・・・

2018年04月29日 | 厚木基地 12年~18年
 春の恒例 遠征となっている 厚木スプリングフェス 訪問

 今年は直前に艦載機の岩国移転が完了してしまい
 フェスの内容、特に米海軍や海兵隊機の展示を期待しての展開



 米海軍の施設が移転するわけではないし
 艦載機の母艦である、空母ロナルド・レーガンの出航は5月中旬頃だろう

 となれば岩国から早くも里帰り~、 するよね


例年は凄まじい行列がつくられる入場ゲートは
午前7時半前には開門されたおかげで、まったくなし

基地内の臨時関所で、開場の10時までは待たされたが
高温予報が出ていても、乾燥しているのか日陰は寒いくらいだ

開場と共に広大な道路も狭く感じるほどの人並みが動き始める

        ~ 坊や、食べられないようにネ ~


例年通りに飛行場エリアの手前、道路上には邪魔するように 色つきなヘリ が置かれている
人の群れでまともな写真は撮れないし、ヘリ横の飛行隊の売店が関所のように足を止めさせてくれる
 いかん! イカン! 今日は買わないぞ!




そんな3ヶ所(3機)の関所を抜けると、やっと飛行場エリア

手前の売店で飲料水と昼飯用のドッグ、命のビールを仕入れ小腹を満たすつもり
ところが航空機展示エプロンは飲食禁止ということで、リュックにしまいエリアを見学することに

 エッ!? 先に食べれば良いのに?

マニアはエプロンに鎮座しているだろう航空機が気になって仕方ない
どんな機体が置かれているのか、確認してからでないと
命のビールさえも喉を通らないんだ(笑


というわけで、手にした飲食物をチェックする米兵を過ぎれば
先ずは海上自衛隊側の展示機が迎えてくれるのは例年通り

UP-3が見えたが、一番の目的は米機なので~ パス!


今回はフェスの前日に展開して、外来機を狙う予定だったが
前々日の木曜に厚木に飛来したと知り、展開を諦めさせてくれた P-8 ポセイドン



VP-45 ペリカンズ の隊長機は、2015年のフェスでも早朝にタッチアンドゴーを見せてくれたが
展示はされずに飛び去ってしまったので、今回が初めてのフェス地上展示

細部も撮り放題だが、ペリカン・マークは日に焼けヒビだらけ
脚にはどこぞの誰かがマーキングしたのか赤いものが



さらに奥の展示エリアを目指すが、気力がこの時点で萎えはじめていた

色物まったくナシ、ギャラリーもなんとなく少ないような・・・


その中でも、今回の目玉がコレです
少しだけ色ついてます、三沢基地から飛来した米海軍機

ここのところ毎週末に飛来し、土日曜にはローカル飛行もおこなっているという
 VAQ-209 ベイダー の EA-18G グラウラー 、 展示を一番期待していた CAG機です


展示機はロープなし のおさわりOKですが
みなさん、期待していた気持ちは同じようで
マニアの自主規制により、人が入らずに真横を撮影可能は ありがたい!



VADER ですから尾翼は、あのベイダー卿


機体の前でポーズをとるパイロットのパッチには「スターウォーリアズ」の日本語文字が
そんなパッチを売る隊員のテントは大行列で、とても並べなかった



ここまで見学したところで、遠くのエプロンから
ホーネットのエンジンが始動する独特な音が響いてきた
例年は午後のローカル訓練飛行だが、まだ午前11時だよ


ローカルにセクションで飛び立ったのは
前日に飛来した、岩国の海兵隊 VMFA-242 バッツの F-18 2機

同じく前日に降りた VMFA-533 ホークのF-18は、前日のうちに何処かへ飛び去ってしまったようだ
そういえば、飛び立ったバッツもだが海兵隊機の展示はないや・・・


ローカルに上がったバッツの帰りを待つために、撮影準備して陽に焼けること約1時間

基地の西側を北のインシャルへ向かうンバッツの爆音が響き、みなさん撮影体制

しかし・・・、いつまで待っても機影は戻ってこない
エアバンドは持参していないので様子はわからん、これはお隣(YOKOTA)へ降りたな


例年のヘリによる訓練も始まる気配はなし、他にローカルを始めそうな艦載機もナシに
早くも撤収を決断、もう一度だけ展示エリアをふらつきながら帰路につくことに

 ベイダーのパッチ類は当然だが、 SoldOut だった





展示機の周辺では相変わらずのヤンキー的な盛り上がりで皆さん楽しんでいる
でもギャラリーは確実に少ない、ついに来てしまった時代

リュックに入れたままのバーガーとビールは、そのままで飲む気力もナシ
これからの厚木はどうしようか考えてしまいそうだ



最後に、路上のヘリの上でポーズをとる隊員のヘルメット
HGU-84/P のゴールドバイザーは初めて見たな、これが最後の収穫か

 こんなに早く帰路につくことになるとは・・・
コメント (2)
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