三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ファントム最後の 百里基地航空祭

2019年12月18日 | 航空祭 11~19年
今年の百里基地航空祭 サブテーマが「 A Farewell to F-4 Phantom」
いよいよファントムが、日本の空を飛ぶことに終止符を打つ時が近づいてきた
 
 

米国で F-4ファントムが初飛行したのが、私の誕生年とほぼ同じだから
ファントムが大好きになるのは当然のなりゆきなのかも
(ファントム爺さん の縫いぐるみ? が人気のようだが、爺さんか~ )

ファントム以降に登場した幾つもの機種も、嫌いではないが
決してファントム好きを変えさせることはなく、今に至っている

航空自衛隊ファントム最後の3飛行隊が在籍し、ファントムタウンだった百里基地も
昨年度に1飛行隊がなくなり、残る2飛行隊のうち1偵察飛行隊が今年度で終焉を迎える

そんな航空祭、今年も石岡駅からのシャトルバス待ちは
未だ真っ暗な午前6時前から大行列で、乗車するまでに約50分待ち
さらに陸の孤島の百里基地まで更に50分弱の道のりを何十台ものバスが連なる

シャトルバスの中で夜明けを迎え、今年も渋滞なく基地内のエプロン脇に到着
見上げる空はドン曇りで、体感気温は 寒い!


エプロンの展示機は、もちろんファントム以外の機体もあるのだが
自分の目的はファントムのみで、他の機体は引き立て役? かな(笑





今年度で解隊となる 501飛行隊の RF-4E 偵察機は、2パターンの迷彩機が鼻を連ねる

早朝と曇り空で光量不足になってしまうのは残念


もう一つのファントム飛行隊
301飛行隊は、1973年に百里基地で最初に誕生したファントム飛行隊
こちらは来年度中に新鋭機に機種編されるようで、最後のスペマ塗装機だ
(来年度もファントムは残るが、航空観閲式の年度なので航空祭はナシ)

周囲のギャラリーには海外からのマニアも多く、色んな言語が飛び交う
その光景は日本各地のスポットと変わりないが、装備と服装は~ (笑


ほどなくオープニングフライトに向けタキシング開始





501偵察飛行隊は F-4EJ改造の RF-4EJ と RF-4E 2機がフライト
ノーズの長い -E型系やRF系はシャークティースが似合いすぎる


この角度から見るファントムも好きなんです


この頃から少しだけ青空が見えたりして日射しが射す事も


「百りん」と「ブラック百りん」は記念撮影に忙しそう


RF-4EJ は胴体下に偵察ポッドとECMポッドを搭載



画像を見てるだけで、エンジン音が蘇ってきそうだよ
爆音浴~ にひと時浸れる

 上空を飛ぶ輸送機のエンジン音に驚くローカルさんが新聞等を賑わすが
 このバーナー音を聞いたら腰を抜かすぞ!(爆





オープニングフライトに参加した偵察機の3機はそのまま会場を撮影


エプロンでは大の字に寝転んだり
大きくポーズして~ 3.2.1 ハイ チーズ

これは以前から百里航空祭の恒例行事で
撮影後は速やかに会場内に写真を貼り出してくれます


ちょっと見難いですが、偵察機からの当日撮影画像です
今年は設置された大型スクリーンにも写されていました

偵察機写真(左画像)の黄色丸線の中が、偵察機からの目標となる 501飛行隊旗(右画像)の位置
赤色丸線の中では、私が地上撮影中の機体を狙ってます

でも、ファントム偵察機の会場撮影もコレが最後で見納めと思うとやはり寂しい

                                   ~つづく
コメント (4)
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