三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

夜空の星も 空モノということで~

2024年10月24日 | そら モノ 色々 
昨年の3月以来の 彗星、巷を賑わしたアノ彗星の話しです

2020年代に入ってからも、このブログ内で
「ネオワイズ彗星」、「ZTF彗星」と話題にしたのですが
まともに観測というか、撮影出来てない? ので
モヤモヤ気分は残ったまま迎えた今回の、「紫金山・アトラス彗星」

今回は「肉眼でも観測可能」なんていう前評判に期待しました

ただ事前情報だと、観測高度というか角度が低めということで
1500m前後の低山に囲まれた我が家周辺からは観測はできないかも


10月中旬からは高度も高めになる~ なんて言われていたが肝心の天候が・・・

もう観測というか撮影は諦めていたのだが
数少ない晴れマークの2日間が最後の観測チャンスということで
自宅屋根から狙ってみた

10月20日、昼間の好天に期待したが、観測可能時間には西の山並に雲が貼りついたままで
肉眼では無理そうなので、金星を基点に双眼鏡でそれらしい姿を探してみる

 左下の黄色の矢印が 金星 です


ん~ 雲が邪魔なのか 双眼鏡でも 「彗星」 らしき姿は見えないや

カメラのレンズを広角気味にし、西の空を10秒ほど露出してみる
 方角はだいたい合っていると思うが・・・
PCのモニターで見ても、雲の後ろなのか 結局見つからず 撃チ~ン

この日の寒さは半端なく 手が かじかん で感覚がなくなるほど
慌てて厚手のフリースを羽織り、手袋も引き出したけど 葛根湯を予防で飲んでおくことに(笑


 それにしても、天空をいくつもの衛星が縦横に通り過ぎていくのには驚き
 スペースXのスターリンク衛星と思われるが、天文ファンから目の敵にされてるのもわかるよ


  
翌日の21日 も昼間は湿気もなく快晴に近い好天

というわけで18時前から、西の空を双眼鏡で探し昨日のリベンジを狙う

目印は金星、座標からすると ~思った以上に高めなんだ

ポイントを決めて探してみると  オッ これだ! 尾を引いてる

もちろん裸眼では判別不可能だけど、肉眼と双眼鏡の組み合わせなら見られる
このまま撮影できる機能が付いた双眼鏡が欲しいくらい良く見える

 これを一眼で撮影するのは難しそうだ

三脚はないので屋根の平らな部分でカメラを半固定し
方向 角度を決め、広角で撮り カメラのモニターで判別してみる


 あっ 写ってる! 黄色の矢印が「紫金山・アトラス彗星」です



ちょうど航空機が近くを飛んでいたので、シャッターを

航跡ライトの一番下から 左斜め下に見える星が彗星(黄色矢印) 少し尾が見えるかな


アップにすると、彗星とわかるでしょ



この画像なら、なんとか彗星らしくなったかな

 いやぁ 年に数回程度の星空撮影経験では難しいや
 ISO1000~2000 で10秒の露出 でした

 RAWを現像しながらの調整も、尾が消えたりで参った まいった

 

 毎回星空観測になると思いだすけど
 自分には、しっかりした三脚がないのよ(笑
 (重い一眼を使っているが、飛び回るヒコーキには三脚はかえって邪魔なんだ)

 星空イベントがある度に、買おう 買おうと思いながら のど元すぎればなんとやらで
 
まぁ 今回も 一応「紫金山・アトラス彗星」を撮れたということで良しとします 


 えっ! 今週末から 別の彗星情報が!?  急いで 丈夫な 「三脚」 買わなきゃ?(爆
コメント
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