三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

最後に~ 青空復活!

2016年12月19日 | 航空祭 11~19年
新田原航空祭 本番日のつづき です


雨で始まった航空祭だが、雨は早めに上がり傘も乾くほど
辺りは本当に明るくなってきた

もう少し早く天候回復したら「ニュータ・ミラクル」と呼ばれたかもね
最近は有名だった「コマツ・ミラクル」も聞かなくなってしまった・・・

前日の混雑が嘘のような、雨上がりの撮影ポイントです


 以前は新田原航空祭と言えば、晴れ! と言われてきた

 冬型の安定した気圧配置の時期に開催されるためだったが・・・
 2011年の航空祭を最後に、雨や雲の多い航空祭となってしまった
  ~コレも温暖化か

 昨年も雨の航空祭、前週の築城、百里基地航空祭も雨
 2年続きの、2週続きの雨なんて珍しいよね


前週の百里予行に続き、偵察航空隊の RF-4 ファントム 2機による戦術偵察飛行が
ココ新田原で見られるとは思わなかった

ただ、ベイパーもなく 飛行高度もホームベースの百里よりも高くないかい?
私の機材では力不足で、離陸時の画像だけを上げておきます・・・



雨は上がったが、まだ低い雲が停滞する中を
素晴らしい飛行を見せつけた、三沢基地所属の F-16 デモチーム


水平系の演技でも、充分ギャラリーを楽しませてくれるのは さすが米軍さん



思ったよりもベイパーが出てくれず、定番の頭上旋回時のみです
空中給油口付近の擦れが、普段この機体は現役戦闘機なんだと教えてくれる



 これにて午前中のプログラムは終了したが
    午後のプログラム開始まで2時間以上もあるよ・・・

 こんな天候の日は一気にやって欲しいところだ (笑

 農耕地のど真ん中での時間つぶしは辛い
    飲み食いはトイレの心配もあるし、散歩するにも行き先がない

 せいぜい近くの養鶏場でも眺めるのが精いっぱい
 渡り鳥からの感染時期になっているのか、防疫体制はピリピリ状態
 石灰がアチコチに散布され、出入りする車両は薬剤のシャワー? を浴びていた

 腕時計は午後1時を廻ったが基地内に動きはなく、なんと 大編隊は中止 になったと今頃知る

 残すは ブルーインパルス だけとなれば、撮影場所を考えて移動です

 一緒していただいた Tさんはブルーマニア
 彼の選んだポイントなら間違いなさそうだ、前日アレを撮り逃してる私なので・・・


 なんと、この時間になって青空が復活です!

 自転車で移動していた航空写真家のアノ方も画像の中に混じってます (笑

 雲高を計るためなのか、ゾンデも2回程上がって行った

 ブルーの離陸は通常通りの 4 機編隊 プラス ソロ 2 機

 離陸したソロ機は雲底を確認するよう上昇するが、結構高めのよう

  「1区分で実施」と情報が洩れ聞こえる

  しかし、今まで私は知らなかったのだが~
   オルタネートの関係で、演技を幾つかカットされると Tさんから教えていただいた
   Altenate 代替え基地(空港)、演技中に何らかの事情で新田原の滑走路が使えなくなった場合
   他の基地まで移動せねばならない、その燃料を確保しておくのかぁ~

  この日は近くの築城も雨で視程不良と聞いていた、残るは芦屋だが遠い!





 ソロ機はその後も演技の合間に何回か高空に駆け上がり
 雲底チェックを行っていたが、 雲は多めでも
 なんとか最後まで1区分を実施 (縦系のいくつかは先の理由でキャンセル)

 そして最後はこの時期外せないアレです  クリスマスツリー
 この為に センターポイントへ移動したが 当たり! 流石は Tさん

 チョッと悪戯で、Photoshopを使い
 一部のランディングライトにクロス入れてみました(笑
 

 これを撮り終えれば、機材は手に持ったまま駆け足で撤収です
 道路の渋滞前に移動したいところ~、 間に合った! と思ったが
 下界(基地は高台にあるので) の幹線道路に入るとシッカリ渋滞していた・・・

 予報の気温は20度とのことで、渋滞にハマったとたんそれを実感!
   陽射しもプラスされ~ 暑くて、 暑くて! 
 
 
   新田原航空祭 本番日の出遅れ報告はこれにて終了ですが
   まだまだつづきます、次回 休憩を挟んで「予行報告」を~   
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も雨か・・・

2016年12月16日 | 航空祭 11~19年
今回の新田原、出遅れ遠征報告はオシリから攻めてくことに


 航空祭本番の日曜日は、です、本降りのです
 前日までの青空が嘘のような 雨、雨、雨
 こういう時には天気予報って、ハズレてくれないんだ・・・

航空祭会場の反対側、基地外の農道を撮影ポイントへ
機材は最小限に留めましたが、リュックは背負うと傘の雨垂れで濡れてしまうので
赤ん坊よろしく 前身に抱きかかえて? の行軍

目の前に広がる基地内が霞んで見えているなんて
昨年以上に酷い1日が始まるのか・・・、 と気持ちはどん底状態だった


オープニングフライトが始まる頃には小降りとなったが
離陸時のアフターバーナーもなく、まだまだ光量不足は深刻で撮影はパス!

本格的な撮影は 23飛行隊 F-15DJ の機動飛行から

 単機づつの離陸だが、バーナーの松明が映えるのは周囲の暗さの証拠

      この天候でもハイレートの離陸を披露するとは思わなかった
      


続く僚機はこの離陸直後に


低い高度で一気に左に突っ込む見せ場


先ほどまで霞んでいた会場方面も次第に見えはじめ
早朝よりも空が明るくなってきた感じ~、 とプラス思考で

バーナーがなければ、制空色の機体は空の色に簡単に溶け込んでしまう


ここから見える基地内のギャラリーさん、傘の数も少なくなったかな



  ~教導隊もファントムも、部隊が移動してしまった新田原
     今年の新田原航空祭 は、当初から遠征予定に入っていなかった~



305飛行隊の機動飛行はタッチアンドゴーからのハイレート
引き起こし直後の画像、ベイパーもバーナーの炎も航跡を表している


     
     雲高は一部でまだ低く、時に機体は霞んでしまうことも



  ~11月に入ってから、ひょんな事から12月に何処かへ出かけたくなり
     那覇か新田原を考えたが、どちらも肝心な宿泊先が満室でお手上げ状態

    11月も中旬を過ぎたところで、宮崎市内のホテルを確保でき
      これで行き先を 新田原 に決定!  したけど

     ここまで来たから最終決定は天気予報を見てからにしようと
       10日前の天気予報で、晴れマークを確認してから航空チケットを確保したんだが~

       この空をなんとかしてくれ!


      航空祭の本番のみ見られた機体の登場です!   
     
      築城の F-2 による機動飛行開始



     

 ベース基地の築城も天候不良というのに、キャンセルにならなかったのは本当に有り難い

                                            ~つづく
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近 仕入れた 「酒」

2016年12月14日 | Weblog
新田原遠征報告の予定でしたが
現像で手こずったので、先にコチラで道草を~


最近 査収した酒 と、タイトルにしたかったのですが
今回紹介の酒は、まだ試飲の最終チェックが済んでなく(笑
あくまで 「仕入れた酒」 ということで紹介


 先日の新田原遠征のおり、ご一緒した Tさん から教えていただいた焼酎です
 宮崎駅ビル内の地産業店舗で仕入れてきました

   宮崎県 高鍋町は 黒木本店の米焼酎 「野うさぎ の走り」
       
    600ml で 度数はなんと 37度

    


案外小さな瓶の焼酎ですが、瓶の口は中心ではなくズレてます
おかげで横にしても味のある容がイイ、この中に船でも組入れてみたくなる

    

この記事を書いていて~、 「アッ! 思い出した」

以前にも、この黒木本店の焼酎を 記事にした ことがあった
新田原基地に近い醸造所はアフターバーナーの音で熟成~ なんて書いた記憶(笑
「山猿」旨い焼酎だったが、これも期待できそうだ



 もう一つは、日本酒 です

    

    地元信州は諏訪 「宮坂醸造」さん の 「みやさか 美山錦」

    いつもの小料理屋さんで提供されていたのを先日みつけたが

    ちょうどその前日に、福岡の友人から
      「秋に出かけた信州で、手に入らなかったお酒があってね・・・」
           と聞いたばかりで、その銘柄が 「MIYASAKA] だった

 それを小料理屋のマスターに話すと
  「この街でも、手に入るのは一軒のみです」  
   「明日で良かったら、私が仕入れてくるので、帰宅時にでも来てください~」とのことで
      お願いしてしまいました


 ワインの様な雰囲気の栓形状が特徴の瓶
 

 
 アルコール分 15度 普通の 日本酒の冷酒 ですが、 手には入りにくいようです


 私は温かいモノが得意なので、冷酒は呑まないから、このまま人出に渡る予定の逸品

 あれ? 裏ラベルを見ると、このお酒の 飲みごろ温度は
  冷酒 常温 燗酒 すべてに〇印がついているよ

   ならば大丈夫、美味い肴でも仕入れた時に味見してみようかな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある日の ~羽田空港

2016年12月11日 | 羽田空港
JALの国際線機材です

目の前のシートにはモニターが、座席横にはリモコンがあるなんてね
最近は海外へ行ってなかったので、浦島太郎状態で周りをキョロキョロ(笑

窓側席です、 通路側に座る彼女は見ず知らずですが

なんとなく、モデルさんの匂いがするな~
以前の仕事場で培った、業界に対する臭覚が甦った一瞬

まぁ そんなことは直ぐに忘れて ウトウト・・・zzz

やがて到着したのは 羽田空港

先のモデル?さん風な彼女を、再び到着ロビーで見かけると
彼女がそこで話していた相手にビックリ!

エッ! 嘘!  〇〇ちゃんだよね!
前職はモデルさんで、今はイベント関係の何かやってるとは聞いていたけど~
(彼女を中学生の頃から知ってますが、昔のお客様なんです)

昔の臭覚は鈍っていなかった(笑
なんていう、嘘みたいな短い再会のあとは、帰宅時間までここで撮影です







以前の撮り直しで「シンゴジラ」機を確保
ポートサイド側だけのラッピングには手こずります
さらにソラシドエアの 新くまモンジェット の到着を遠くに確認

「がんばるけん!くまモンGO」機の出発時間を調べると、やっと相性の悪い機体が撮れるぞ!

離陸までは30分ほどあるので、小腹を満たしに酒と何かを調達しなきゃ(笑

機材をリュックに詰め直していると警察官に声をかけられた

場所柄、撮影中に職質を受けることは度々あるが
今回は職質ではなく、「特別警備でデッキ閉鎖だからビル内に入ってくれ」という

おいおい相性が悪くて、なかなか撮らせてくれない「くまモン」が上がるんだぜ
「いつまで? 」 と質問しても答えられないというありさま

空港内の全てのデッキが閉鎖だということで、行き場をなくしてしまった自分
近くにいた海外からの同業者さんも困り顔だったよ
仕方なくターミナル2のガラス張りの展望?デッキへ退散し時間をつぶすことに


その後、約2時間に渡った閉鎖は予告もなく解かれたが
午前の撮影は完全に撃沈! くまモン も ANAのフラワー も撮り逃しだよ


ターミナル2 のデッキで撮影を再開、もちろんワインで気持ちを落ち着かせてからね(爆


酒とヒコーキの日々を地で行くことに





今回は画像にキャプションつけてません
 付けられないプライベートの機体もあるので・・・

くまモン の戻りを待つつもりで、午後は逆光のターミナル1に移動

 当たり!  折り返しは 30分後かな
 南方面行きなら、逆光でも目の前の滑走路を上がるハズ





ところが、くまモンGO機 は沖止めで駐機され2時間たっても動く気配がない

運は羽田到着時に使ってしまったみたいで (笑  ~コレじゃ完全に撃沈だよ

これにて自分はタイムアップ!  「がんばるけん!くまモンGO」って、本当に相性の悪い相手だわ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然の~ 餅 会へ

2016年12月08日 | いつもの小料理屋 さん
行きつけの小料理屋の主人から「週末に来てね」との誘いが入った
平日のみの訪問が専門の私に、何の誘いだろう?

その週末訪ねると 玄関には 「本日貸し切り~」 の看板が

暖簾をくぐったとたん 懐かしい香りが~
自分も充分 古い田舎者ですからね、 店内の香りが餅米を蒸かした時の香りだと即わかる

 入り口の横に置かれた、大きめの「餅つき器」が目に入る
 香りの元はコレだね、でもこの時期に餅つき?



 店内の全てのテーブルには料理が置かれ

 この日お誘いのかかった、常連さんが沢山訪れるという

家族連れもあり賑やかな感じで、適当なテーブルについたが知らない顔ばかり
とは言っても、目的は同じだから直ぐに話題に加わることができる


 
なんでもこの日は、うちたて(全自動餅つき器)の餅 を食らう会 だという
成り行きがわからないでいる私に、「何を載せて食べます?」

「ナメコ に 大根、おろし、 納豆 に、きな粉 等々ありますよ」 って言われても
こんな経験がないからわからないので、皆さんお勧めの「納豆」をもらってみる


 目の前運ばれた餅です


この段階になっても この餅会の意味がわからない私
隣にいた 見ず知らずの(笑) 常連さんが話してくれた
「これは山形県の食べ方でね、ココの親戚の方が 毎年 新米の餅米を持ってこちらに来るそうだ
  あの出来立ての熱い餅を、 素手でちぎってくれてる方がその人さ」

「信州の餅を板でのばすのを見て、 餅はつきたてを食べるのが山形の食べ方!」
ということで始めた餅会のようだ

この店では時期になると、毎年 山形のサクランボを食べさせてくれるが
山形に親戚があったのか~! と今更の納得

そんな話を聞いていたら、納豆の載った餅はすぐに固くなり
皿にもくっついて~  アララ・・・
紙の皿は洗いの手間を軽減する為だったのね


 納豆の次は、ナメコをもらってみた

 信州には「なめ茸」の瓶詰めが普通に売られているが、それでも良さそうだね


 大根おろしも勧められましたが、醤油は持参した鹿児島醤油を使わせてもらいました
 この餅会の本場、山形にも餅専用の醤油があるとのこと

 鹿児島醤油は刺身用に持参したものでしたが
 この日は刺身の注文ができなかったので、急きょ醤油の目的変更です

甘い鹿児島醤油の中でも甘味は少な目の醤油ですが、餅にも合いました 


 焼酎でスタートした、餅会でしたが
 振る舞い酒の酔いに、だんだん悪戯したくなってきた

 鴨肉のローストを載せての餅ですが
 これは全くの邪道で、二つの味が主張しあってイマイチ


色々試すうちに、お腹は膨れてギブアップ!
一番美味かったのは山形でも定番と言う「納豆もち」だね

マスター、来年までには新しい食べ方考えてくるから、また餅会 誘ってくださいね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする