三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

久しぶりの バスツアー

2017年06月17日 | 航空祭 11~19年
5月から週末、祝日が休みとなった私
大抵の方はそれが通常ですが
今まで平日休みが通常だった私は、週末の休みに慣れません

昨年から予定していた岩国遠征あたりまでは大丈夫だったのですが・・・
何処かへ遠征したくても、週末では自衛隊や米軍さんはお休みでアウト!

週末の空き時間を有効に~
というわけで考え付いたのが、 航空自衛隊の「静浜基地航空祭」(笑

長野県の真ん中から出かけるには、静岡県内は近いようで交通不便な場所

そこで選んだのが、以前も使ったことのある「地元発の格安バスツアー」
世間の流れで「格安」の文字は消えたが、安全確保なら仕方ない

ツアー催行直前で恐るおそるかけた電話は、「空席有り」の案内に即決



 当日の早朝、「朝霧高原 道の駅」から富士を望むが、この快晴の空を見よ! 


というわけでやってきました 静浜基地  ~じゃなくて~
 
 以前は基地のゲート間際にツアーバスの駐車場があったが
 今回 バスから降ろされたのは、航空祭シャトルバスの発着場である「焼津駅前」

 シャトルバスの往復料金も考えると、ツアーバスの値上げ分は半端じゃない感じ


さて、やっとたどり着きました「静浜基地」
ココの航空祭へ来たのは、なんと9年ぶりで ~色々 浦島太郎 だわな


この基地定番の撮影ポイントである、基地外の東にある道路を目指す
以前あったゲートガード的な展示機はF-86以外 撤去されていた

基地を出てさらに東へ、やっと同業者の巣窟へ到着


しばらくするとオープニングフライトの編隊が進入してきた


何回かの隊形を変えての進入の後、静浜の主 T-7 練習機は着陸



    


 
 静浜基地は小さな基地だが、航空祭での外来機によるデモ飛行が見所
 自分が一番期待していたのも外来機

 なんて、待っていたら 静岡県警のドーファン 「ふじ2号」が実出動です

 カメラを向けるアイテムに餓えていた同業者達が一斉に砲列を向けた



さてこれからが本番! 先ずは 小松基地 303SQ の F-15J 2機編隊が進入

 エッ! 真坂 の航過飛行のみで終わってしまった!


次は~、百里基地の RF-4E 偵察機の機動飛行


やっと少しだけだが背中が見えたぞ、イイネ! イイネ!


同じ方向からの進入と離脱を繰り返すので、絵としては変化に欠しい
アレッ?、後席の方はコチラを撮影中?





浜松基地から飛来した T-4練習機も
岐阜基地からの、F-4EJ も航過飛行で ~期待していた自分が悪いのか・・・



結局、デモ飛行らしく飛んくれたのは RF-4 だけとは
それでも、以前と比べたら~、事情はあるでしょうが寂しいな




目の前の田を遊弋する「鴨」さんを撮って、ココでの撮影は終わり



同業者さんも多くの方が一斉に基地内を目指し歩き始める

私も仲間の「Tさん」と落ち合う為に急ぐが
小さな基地といえ飛行場ですからね、距離はあります


集客力は少ない~と思われがちな基地でも
ブルーインパルスの展示飛行があれば、後日発表ですが 4万人の入場者だったとか

Tさん と後日の計画について相談した後、私は別の撮影ポイントへ

 その移動中に足が~ おかしい  エッ! 、痛い!! 痙攣発生
 水分補給はコマめにしていたのにな

 少し休んでも、また歩き始めると~ イタタッ!  これはマズイ



というわけで、ツアーバスの集合時間までには3時間近くありましたが
緊急避難ではないですが、焼津駅行きのシャトルバスに乗ってしまった

 県警ヘリのデモ飛行も、ブルーも諦めです


 ガラ空きのバス車内で、症状を検索してみると
  自分なりに出した答えは「熱中症 直前」

水分補給だけでは駄目、塩分、糖分も必要なんだそうです

塩分コントロールばかりが先行していた自分は、それを忘れていました


駅の周辺なら、コンビニくらいはあるだろうから
 塩分とミネラル補給でもして体を休めることに 


              ~バスの集合時間までに体力快復できたかは、また後日に~
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岩国フェス ~ラスト報告

2017年06月12日 | 航空祭 11~19年
今年の岩国フェス、 トリ? を務めるのは地元 海兵チームの MAGTF デモ
Marine Air-Ground Task Force  の略で「空地任務部隊」
 ん~、日本語訳にはなんとなく無理があるような(笑

留守番中の飛行隊から、各1機 のみの参加は寂しい限り
以前のように、バッツだけでも2機程度の編隊で飛んでくれたらな~


午前のデモフライトと同じ機体のオスプレイが先ず上がる



これが見納めかもしれない、ハリアーのSTOL離陸
 はるか沖合い上空を旋回中の KC-130 が写りこんだのは偶然




先ずは、バッツの 「F-18 ホーネット」と「すもう」が空中給油 スタイルで進入

予行ではハリアーも従えていたが、本番はバッツ が1機のみ

 空自の航空祭でも行われる空中給油デモだが
 同じように ブームやプローグを伸ばして欲しいもの、と つい思ってしまう


地上の状況偵察に高速で進入してきたホーネットには、コーン状のベイパーが

でも湿度が下がっていたので、申し訳程度ね(汗


ホーネットは模擬爆撃の為に、進入と離脱を繰り返す


その度に、地上に仕掛けられた爆薬が破裂し、キノコ雲状の黒煙が上がるのは例年通り



地上制圧が終われば、海兵隊員の強襲上陸? 着陸?
     ~海側よりオスプレイが進入 (3月の妙高での演習 を思い出す)



着陸と同時に、海兵隊員が飛び出し戦闘配置につく

常に前後の警戒態勢につくのは、実戦経験豊富な米海兵隊だね 



最後の爆撃に進入したホーネットをレンズで追っていると~



 左の頬に熱を感じ、振り向くと同時に爆発音が襲う
  (音よりも熱のほうが早いんだ!)


 慌ててシャッターを押したが
  こんな爆発デモはアメリカ本国の航空ショーなみじゃないかな
   ( この後の、消火作業は大変そうだった )


デモはまだ続く、「最後は航空機を安全にリカバリーさせる~ 」とアナウンスが

すもう(KC-130)と、オスプレイが着陸


結局ハリアーのデモ飛行はなかった


一応、沖合いから進入してVTOL(垂直着陸)で終わりはしたが
  前日の予行とは機体も違い、何かトラぶったのかな

  (この日、デモ飛行に参加した 第311攻撃飛行隊 VMA-311 トムキャッツ は
     5月末に離日し、ハリアーの日本駐留に幕を降ろした)


ホーネットは最後に フックランディング のデモを行うという



見事にワイヤーをヒットして行き先を止めた


 フックランディングを目の前で見たのは久しぶり

 大昔(1979年)の入間基地で開催された国際航空宇宙ショー
 地上展示の為、米空軍 F-4D ファントムが滑走路長の短い入間基地に降りる為に使った時以来
 空軍のワイヤーは当時、ベルト状だったのを記憶する


これを見終えて自分は撤収です
本当のトリは 空自のブルーインパルス ですが、帰りの混雑が心配で・・・
前日の予行でブルーはシッカリ見てますしネ

これだけ見られれば、満足! 満足! 充分楽しませてもらいました


  同じ考えの方が多数 歩いているな~ と思っていたら

フェスの終了時間が押していて、ツアーバスで来た皆さんが
集合時間になってしまった為、肝心のブルーを見ずに撤収していたらしい
 (それを知ったのは後日の事で、たしかに夕方5時過ぎに始まるブルーも珍しかったな)


 実はね、暑さと疲れで頭が回らなかった私
  出口ゲートへ向かい、人の流れにのって歩いていると思ったら
   行列はツアーバスの駐車場に向かって~、 慌てて引き返した(大汗
     これ ナイショだよ!   (行列の9割はバス乗客だった感じ)
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岩国フェス ~午後のフライトは

2017年06月09日 | 航空祭 11~19年
辛いニュースにお休みをいただきましたが
岩国フェスの報告を再開します


午後の部 オープニングは、ムササビスーツ?の米国人 2人から

双眼鏡や望遠レンズ越しなら、ムササビな姿を確認できますが
裸眼では難しいかな

ムササビは日本固有の生物というから、本国での名前はなんだろ?



 午後もウィスキーパパのアクロがありましたが今回はスペースの関係で省略


 続く午後のプログラムは、3番目に再び PACAF F-16 のフライトとは豪華!
 機体は交代され「隊長機」でのフライト

  気温の上昇にともない陽炎の影響は厳しくなる一方で
  滑走路付近の画像は、ピンボケなのか、メラメラなのか ボツ・・・

  
   Take Offした機体はそのまま紺碧の空に駆け上がる
   午前の雲も抜け、フルな演技が見れそう!


 ベイパーが彩雲になってら~




スニークパスを、今度こそ! と構えたが~
午後はベイパー 少な目とは、上手くいかない





目の前を転がり、舞台裏の駐機場へ向かう PACAF機 達

左が隊長機の #805、 右は #893 だが、ど派手なバイザーカバーを見よ!て感じ


小休止的な民間機 ANA便の到着、 飛来したのは
STAR WARS ANA JETS 機で DJ も興奮気味? に「STAR WARS!」と叫んでいた


小松航空祭でも航空各社がイベントにあわせて、スペシャル・マーキング機をアサインしてくるが
ここ岩国に乗り入れている唯一の ANA も、午前のB737 フラワー に続き
午後は大型機の B767 ラッピング機を登場させてきた



次のプログラムは 空自の F-2 の起動飛行なんだが
PACAF の F-16 の後ではね・・・

高度も高く、おとなしい飛行は、なんとも存在感が薄れてしまったのは残念

一昨年の雨中デモ飛行の感激を感じることができなかった




午後の航空機展示エリアの状況です、画像右側が有料観覧席、その先が滑走路となります


室谷氏のアクロをはさんで

米陸軍のパラシュートチーム ゴールデンナイツの降下

本隊の降下前には、こんな感じで ストリンガー? だったけ 

風等の観測のためにこいつを投げ出します
「もし拾われた方はお持ち帰りください」のアナウンスに「こっち来い!」
と願いましたが、すべてが観覧エリア外の滑走路付近に着地で~ 全滅 (笑


フリーフォール中に、なんとか輪を完成させましたが

 その瞬間にブレイクして、開傘

 首の運動にはなりましたが(笑

この後のノンビリ降下の方が見栄えは良いですね





     今回で終える予定だったフェス 午後報告ですが
        スペースの関係で次回に つづく~ です(大汗
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再び 悲しい、辛いニュース

2017年06月05日 | 信州まつもと空港
6月3日、遠望できるアルプスの山々が綺麗に見えている

日差しは初夏の強さでも、気圧配置の関係なのか
昼過ぎの最高気温でさえ20度に届かない、この時期にしては寒い土曜日

夜の会議のために資料を作り、夕方の出掛けに聞こえたニュースは
 「松本へ向かったセスナ機 行方不明~」


会議を終え帰宅後に知った、墜落の通報者は搭乗者の一人で
「二人は意識あり」の報に、希望の光を感じたが、捜索は翌日に

翌朝の早朝から地元作業がある自分は
早めに布団に入ったが、寒くて暖房が欲しいくらいで


冬の支度ではないだろう事故機の搭乗者は寒いだろうな~
 そんな思いが頭から離れなかった


翌朝も気温は低く、長袖と上着で作業に向かったが
なかなか情報が入らず、最悪の結果を知ったのは昼前のニュース


 毎年 秋に行われていた「まつもと空港フェス」では
 遊覧飛行を行っていたこともあり
 何度か撮影した機体とパイロットさんで

 再び起こってしまった事案に、衝撃を受け言葉がありません




今回、お亡くなりになった4人の皆様のご冥福を心よりお祈りいたします


また、捜索 収容にご尽力した多くの組織、人員の皆様に感謝と労いの気持ちを送りたい

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岩国フェス  ~有料観覧席と午前のフライト

2017年06月02日 | 航空祭 11~19年
今回からフライト編です

Whisky Papa (WP)のアクロはやはり近くで見たいもの
前日の予行よりも遥かに近いが、機体も小さい、レンズも短いので・・・、トリミング(笑



 今年がラストな海自の救難飛行艇 US-1 
 たぶん自分にとっては、これが見納めフライト 

 ノンビリなフライトが特徴ですが、デカい機体なので更に遅く感じる
 画像の後方に鎮座する同型機は、海自施設に PS-1 対潜哨戒機(ゲートガード?)

 そんなノンビリなフライト中に、目を下界に振れば
 WPのパイロット 内海氏がなにやらゴソゴソ

 タンクには AVGAS 100(アブガス) と書かれている
 AVGASは Aviation Gasoline (航空機用の有鉛ガソリン)の略で 100はオクタン価だろう
  民間空港でも、最近はジェットエンジン用のガソリンばかりで
  軽飛行機 等の一部では、燃料の調達に苦労することもあると聞いている

  先に地上展示で紹介した、ブライトリングの DC-3 も当然アブガスだろうね



Whisky Papa との共演は、室谷氏率いる この機体

この塗装機 EXTRA300SC は初めての撮影


今週末に幕張で行われる、レッドブルエアレース の活躍を期待したい
ただ、高い料金のわりには撮影環境は最悪! のウワサばかりを聞くが
 今年は改善されているのかな



昨年の岩国フェスは、都合で欠席したので
オスプレイのデモ飛行は初めて見る


前日の予行と機体は同じ色付きの、VMM-265 #00 

安定したダイナミックな飛行は、同じ海兵隊機の垂直離着陸機、ハリアーにも通じる感じ

デモの最後は、お辞儀で終えるのも、ハリアーと同じだね

 イイモン 見せていただきました



 午前のフライト紹介~ 最後は
Pacific Air Forces  F-16 Demonstration Team のデモフライト 
小ぶりなF-16は高速飛行が殆どなので、撮る側も緊張します

気温も急上昇中で、メラメラの陽炎 越しに離陸

上空は雲が多め、「~水平系をメインに~」なんて放送も聞こえていた






ラスト近く、慰霊を込めた スニークパス は高度も低めで大迫力!



昨日の予行では気が付かなかったので、度肝を抜かれたパス
 ~腕が追いつかず・・・  撃沈!
 思わず~  スゲ~ッ! としか言葉がでなかった、 顔は笑顔でしたがね(笑



 満足したところで昼食タイム

 ここのエリアに飲食ブースはここだけ
 一気に皆さんが押し寄せ、この撮影後には行列が凄まじいことになっていた~


                                ~次回、午後編に つづきます
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