三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

フンヌエアー 復路便 報告 ~チョットだけ寂しく

2024年10月08日 | 信州まつもと空港
旧知の飛行機 仲間との再会に、もう一つ気になる事があり尋ねてみた
「春先に、○○さんに連絡を入れたけど 返事がなくて~」

 恐れていた返事に愕然となる 「亡くなった と聞いた」
 几帳面な彼からの連絡が途絶え、もしや とはおもっていたが・・・


フンヌエアー機は今回も定期便とスポットの交代をしてからの離陸のよう


満席? 祝日の定期便は客室窓に顔 かお 顔 の列が


スポット交代式を終えた機体が動きだす

エアライナーの顔(機首)って、製造会社が同じなら型が違ってもだいたい似ている
こいつは ブラジルのエンブラエル社製、まつもと空港 に就航してる FDA機も同じ顔



タキシングを始めた フンヌエアー機、亡くなった彼も元気だったらココに来ていたかも

 私より一つ年上の彼も、根っからの老舗 ヒコーキマニア
 飛来情報に日本中を駆け巡り、狙う写真は スポッター写真 と決まっていた

 スポッター写真にこだわり、コダクローム ポジの現像が日本国内で終了してしまった後は
 ハワイにまで 現像を出していたと聞く

 
 以前に まつもと空港 へ撮影に来ていた彼、偶然 デッキのライブカメラに

 時代の流れで、デジタルカメラに嫌々 更新したけど
 フィルム時代から長く培われた、~レンズ交換もブロワーで吹いてから 等々~
 カメラへの基本的な労わりも、決して忘れなかった彼の姿に
 見習わなければ、 といつも教えられていた

旧知の仲間と会わせてくれたのも彼のような気がする
この日は彼も一緒に撮影している気がして、寂しい気分もどこかへ



フンヌ機は、滑走路エンドで向きをかえ 離陸態勢に
一般ギャラリーが多いのは、機体が珍しいわけでなく 祝日だから


白の面積が多いので、白とび しそうで設定が難しく撮り難い





白塗装は綺麗だが、主翼上面の汚れが少し気になるな~ と思ったら
以前はこの機体  カザフスタンの Air Astana の所有機 P4-KCH だったのね

そうそう 往路便のJU-1811 も以前は中国の China Southern Airlines の B-3146 だった


この秋一番の まつもと空港 チャーター イベントもこれで終わり
初冬にも、恒例になった沖縄便 チャーターが企画されているが
きっと機体は同じだろうから食欲は・・・・
コメント (4)
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フンヌエアー 復路便 とスポッターの話し

2024年10月05日 | 信州まつもと空港
ちょっと間が空いてしまいましたが
先月の16日に運行された、まつもと空港 の 国際チャーター 復路便の報告です

年寄りのバタバタが早めに済んでくれたので
チャーター便が本国のモンゴルを離陸する時間に合わせレーダーを開く

チンギスハーン国際空港って、2021年に約20km南に新設され
ウランバートル新 国際空港として開港していたことを 今更 知る

日本時間の午前8時半頃、ウランバートル空港に復路便のシルエットが現れる
そいつは往路便とは別機体で、塗装も違う 期待していたヤツだ
 フンヌエアーは現在 エンブラエル ERJ190型機を2機運用しているから
  コイツを撮れば、一応コンプリートできる 

モンゴルからの飛行時間は約5時間ということで、余裕をもって昼前に空港へ向かう
祝日の16日ということで、混雑を嫌いアンメジャーな駐車場に車を入れた

ここは初めてのポイント、ちょうど降りてきた定期便でカメラテストを


オッ! 機体後部にスッテッカー発見  撮ってないかも~ 

 JA09FJ ステッカー 確保完了


この日も美ヶ原は雲の中
標高 約2000m の美ヶ原だが、空港も 約650m あるから
普段はそう高くは見えないけど・・・ 雲は低いということか




今回も 壱岐、福井とダイレクトに飛んできたチャーター機は、いつのまにか真上を通過していく
ラジオはだんまりで アレレ? とも思ったが
その後は何事も無かったようにアプローチコースへ


やってきました、フンヌエアー機
往路便はカラフルな塗装だったが、今回は 真っ白け


立ち木が写り込んでしまい、今回のアプローチも低めかも
 フンヌ・エア ERJ-190-100 JU-1812
 

これを撮り終え、いつもの駐車場へ向かう
満車を覚悟で入ったが、出入り口付近以外は空きがあり
同業マニアさんの県外車も何台か

その中に、1970年代からのヒコーキ仲間の顔を発見
コロナ前に羽田へ遠征した時 以来だから、約5年ぶりの再会かな

挨拶を終えれば、気になる事があり訪ねてみた
どこでチャーター機を撮ったの?

なるほど あの丘か~ と
自分が撮っていた着陸の定番、煽り画像では駄目か

そうか、スポッター画像が必需だったよね

機体は真横から、主翼等で胴が隠れず 機体の周囲に邪魔物がないこと
そしてフィルムはコダクロームのポジ というスポッター画像
まぁ、今はデジタルだからフィルムの拘りはなくなったろうが・・・

自分も昔はそうで、なかなか空港のデッキ以外では撮ることができなかった
 (降り画像? 主翼で胴体が隠れちゃうじゃん! と) 
なかなかこの呪縛をとけなかったな~ 今はレジが写っていればOKで 他はコマ数で誤魔化してる(汗

そんなスポッター画像の世界があることを、50年前に教えてくれた レクチャーしてくれた のは
当時 高校生だった彼を含めた 羽田空港の仲間だった

月日が流れるのは早くて、今じゃ彼も私も定年をだいぶ過ぎてしまったが~ (笑

午後の容赦ない日射しに照らされた車内で
エアコン効かせながら、旧知の仲間と飛行機と加齢による体調談義に花が咲く
コロナと介護で溜まった自分のストレスは、これで少しは 解消できたような


気が付くと フンヌエア機からは、離陸の為のフライトクリアランスが聞こえてきた

 そうだ、先ほど一緒に降りの機体を撮った地元の仲間も
 離陸時には、アソコでスポッター画像を狙うことを忘れていない
 老舗の記録派マニアは、それぞれ拘りがあるというものだ

                                 ~つづく
コメント (2)
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