７月２９日（火） 里山散歩から オオムラサキ

　９時、１０時となると暑くてしょうがないから、まだ星が見える時間に家を出た。

　欠け残った月が三日月くらいの大きで冴え渡っている。車窓からの風が心地よい。
暑さがしのげる深夜型の生活も悪くないな、などと考えながら目的地へ向かう。
　でも今日は収穫はなかった。帰宅し遅い朝食をとった。

　そこで最近わずかな時間を見つけて歩いた里山散策での写真です。

　オオムラサキ。
羽化して大分時間が経っているのでしょう、羽の痛みが痛々しかった。
外敵に襲われたか、昆虫採集の網に追い回されたのか。

オオムラサキ と カナブン

　お互いに自分の行動が邪魔されない限りは、超接近だ。
カブトムシももカミキリムシもスズメバチもハエも。

　カナブンの数が多く、突き相撲のようなときもある。

満腹？ のオオムラサキ

　樹液を吸っているときはなかなか羽を開いてくれない。
樹液の出る木の隣の木の葉陰で悠然と羽を開いているではないか。食休み？。

　でも背中は見えないし。
大型輸送機を見ているような、重厚ですね。

トカゲ

　伐採した丸太が朽ちかかって道の脇にころがっていた。
その上にこのトカゲが、アッ！トカゲ、
言うが早いかするすると丸太の陰に逃げると思いきや、丸太の木口のこの穴へ入ってしまった。

　見つけたカミサンはさっさと先へ。
少し遅れて私が穴を覗くと、中に隠れてしまうどころか穴の口からしっかりと外をうかがっているではないか。

トカゲ

　おびえて穴に隠れたように見えるが、単純に逃げただけではない。
絶えず目配り、鼻配り、首のちょっとだし、警戒を怠らない。
防衛体制完璧という感じ。
　

トカゲ

　ようやく警戒心が解けて表に出てきた。
こればっかりはトカゲの時間に合わせるしかない。
カミサンはずっと先へ行ってしまった。