”駅のホームから”
雨戸を開けたらいきなり金木犀が匂ってきた。
金木犀の香りはいつも突然だ。
虫はまだ夜中のように鳴いている。アクセントをつけて鳴く虫よりも抑揚がなく
ビーと鳴いている虫の音は耳鳴りにでもなったような錯覚をおこす。
朝の冷気に包まれながら、
匂いと音で秋の洗礼を浴びていると、我に返ったような気分になる。
午前中友人に会いに出かけた。
雨戸を開けたらいきなり金木犀が匂ってきた。
金木犀の香りはいつも突然だ。
虫はまだ夜中のように鳴いている。アクセントをつけて鳴く虫よりも抑揚がなく
ビーと鳴いている虫の音は耳鳴りにでもなったような錯覚をおこす。
朝の冷気に包まれながら、
匂いと音で秋の洗礼を浴びていると、我に返ったような気分になる。
午前中友人に会いに出かけた。