９月１５日（火） 道東釣りの旅（１） 羽田、女満別、ウトロ

　朝７時に目が覚めた。３日間ホテルでの目覚めに慣れたら、
埼玉の自宅の朝は北海道以上に寒かった。
　イチローの２００本安打にあと４本というところで旅に出たが、今朝２００本達成のニュースが新聞に踊っている。世間の動きはこの程度であった。

　”羽田の出発ロビーで”
　９月１１日。
所沢８時４０分初の羽田行きリムジンバスで、朝の首都高渋滞にもまれながらも定刻で羽田に到着。
　昼食を買い込み、１２時１５分発の女満別行きの搭乗手続きを早めに済ませた。
　

出発ロビーから

　”どうやらこれに乗るようだ”

　旅仲間は私も含め４人。
三人はもう１０年以上もこの時季の釣り旅を続けている。
今回は私が頼み込んで入れてもらったのだ。
　私が最年長、Ｏk氏は私と比較的年が近い自営業。
Ｏn氏とＦ氏は私より一回り若い自営業と勤め人。
　私以外は皆仕事持ちだ。
１２時１５分の出発に向け早めに出発ロビーに入った。１１時過ぎに飛行機を眺めながらの早昼に。

北海道上空へ

　北海道の陸地が見えてきた。
北海道まで、海上を飛ぶ時間が長かった。
山形上空から海上に進路をとり、襟裳岬を遠く西に見ながら釧路付近で北海道に入った。

オホーツクの海が見えてきた

　レンタカーの手続きを済ませて、初日の宿、知床半島のウトロを目指す。
カーナビは海から離れたより近い道を示すが。私たちはもちろん海辺を走る。

オホーツクの海

　流氷の季節に、海辺を走る列車をテレビなどで見てあこがれていた。
何度もバイク旅をしている息子は「お父さん、ほんとに何もないところだよ」というが、
そう言われるとなおさら憧れが募った。
　道から海は見えないが、踏み切りの遮断機が空に突き出すように立っている。
ここだ。一気に踏切まで駆け上がると海が見えた。

オホーツクの海

　何の釣りだろう。鮭だろうか。一人１０本近い竿を出している。
それにしても荒い波だ。

小さな川にも カラフトマスが

　小さな橋の脇に車を停めて、川を見ている人が居る。
私たちも停めて川を見る。
　カラフトマスを見るのは初めてだ。こんな小さな川にも一杯遡上している。

斜陽の オシンコシンの滝

　特に観光を意識している旅ではないのだが。
ここは海岸線から近い全くの通り道。　寄って見た。
水平線にかなり近づいた太陽の日を受けて、日陰にならずに見られた。

ウトロ港

　宿のあるウトロに着いた。
日没直前の港に寄ってみた。

知床第一ホテル

　チェックインの間、ロビーから日没が見える。

　

ホテルの部屋から

　部屋はめちゃくちゃ広い。
このホテルの食事はメンバー絶賛である。

　海鮮料理を中心に見事なものでした。品数、料理を置くスペースのゆったりと広いこと。
　品数が多いだけではなく、味付けも手抜きを感じません。
蛸好きの私はここぞとばかり、蛸刺し、蛸とオクラのわさび醤油和え、
蛸とワカメの酢味噌和え。イカ刺しはご飯茶碗一杯位。一口ステーキ。
　鹿肉のカレー味炒め。マグロには手は出さない。カニは元々夢中になる方ではないから程々に。
　デザートのフルーツとアイスクリームとコーヒー。
あとはもう記憶が薄れ、お腹がパンパンになりました。