１２月１５日（木） クロツラヘラサギ １

　　”クロツラヘラサギ”

　まだ居るだろうか。
撮り始めの時より、
通う回数が増えるとだんだん良くなってくる。

クロツラヘラサギ ２

クロツラヘラサギ ３

２６２日目の 陸前高田 （８）

　　”旅館前の山”（１１月３０日）

　三日目は予報通りの雨となった。
頼まれていた一本松の写真は撮ったので、
今日はゆっくリ帰路に着く予定だ。

２

　”千昌夫の生地、竹駒地区への道”

　宿から市街地に降りて、海辺から気仙沼に抜ける予定だ。

ガードレールの柱が１，２本曲がっていても交通事故の跡と思われるが、
　次もその次も、向こうもだ。

３

　震災後最初に出来たのが、このあたりの店ではなかったか。
以前のスーパーマイヤが特別で、商店はほとんどこういう形だ。

　千昌夫の「いっぽんの松」の歌のポスターが貼ってある。

４

５

　平らな所へ出て来た。
雨の中、まだ車の撤去作業が行われている。

６

　　”陸橋”

　ＪＲ大船渡線をまたぐ陸橋の上。
車道だけは通行が確保されているが、
歩道部分は震災時のままだ。

　

７

　”陸橋の歩道部”

　歩道の段差は地震で、手すりの曲がりは津波か。
　右手気仙川。河口方向に向いて。

８

　左手気仙川。上流を向いて。
陸橋のフェンスも曲がったり、取れたまんまだ。

９

　　”陸橋の上からの高田市街地”

　手前に歪んだタンクがゴロゴロしている。
　雨の日は一層荒涼とした風景だ。

　陸前高田の街を後にする。
黙って写真を撮ることも出来たろうに、
なんと沢山の人と話をしただろう。

　カメラは時に相手に残酷なものだ。
それを打ち消そうと沢山の人と話したのだろうか。

　最初は話してくれるだろうかと思いましたが、
話しかけられた人は、想像以上に丁寧に話してくれました。
一人の心の中にしまっておくにはあまりにも大き過ぎるのでしょう。

　この地に来たことで、今までになかった何かが私に染みついた。