４月３日（火） 春の嵐の日に

　　”川越　伊佐沼”

　前日から鳴り物入りで、春の嵐が言われていた。
　このお天気が、どのように嵐に変わるか、
　危険もあるかもしれない。
　ミイラ取りがミイラにならない様に。
　昼には帰るからと家を出た。
　　８時２２分。川越の伊佐沼。

荒川堤防 １

　降って来なければ、その間鳥が撮れる。
　荒川の堤防に来てみた。
　風がすごく強くなっている。これでは鳥は無理だ。

荒川堤防 ２

　　”ヒメオドリコソウ”

荒川堤防 ３

　ここで陣取っていれば、
双眼鏡で大抵の鳥の動向は分かるのに。
大抵はカメラマンの一人や二人はいるのに。
　だあれも見えない。

荒川堤防 ４

　風上に向かうと上着が膨らみ、
　ズボンがはためく。

ツバメ

　強い風の中ツバメが飛んでいた。
　撮るのは初だ。
風に乗ると弾丸の様なスピードで通り抜けて行く。

虹が出た １

　昼には帰宅。
　買い物に出たころ風に雨が混じってきた。

　　早く雨戸を閉めよう。
　雨戸を締めたら電話がかかってきた。
　近所のＫさんから、「虹が出ているよ」。
　うれしいではないか。
　私に撮らせようと思って知らせてくれる。
　カミサンも外に出て来た。１５時４1分。

虹が出た ２

　振り返って西を見ると、
雲のほんのわずかの切れ目からの太陽だ。
これでは虹はほんの一時のものだ。
　家に入ったら、
雨戸に音を立てて雨が吹き付けてきた。
　嵐のピークはこれからだという。
　　くわばら、くわばら。