４月１９日（木） 甲府盆地は桃源郷 １

　”花鳥山一本杉　展望地から”　（カミサン作マーク）（４月１８日）

　　先ずは昨日の風景から。
　信州への旅の目的は、一か月後の写真クラブの撮影会の下見でした。
　いつもは人に任せて、ぼけっと自分の写真のことだけ考え
　バスに乗っている超気楽で楽しい撮影旅行。
　撮影場所が信州と決まって。遅ればせながら幹事役を引き受けることに。　
　コースは、一日目、諏訪大社、諏訪湖畔。木曾の奈良井宿（泊）。二日目、安曇野
下見は、撮影エリアの確認と必用時間。移動の順路と所要時間。食事場所。などです。

　行く時は、甲府盆地の桃を横目で見るだけで下車の余裕がありませんでしたので、帰りに寄ってみました。
　三日前が最大のピークだったと言われましたが、いやいや、まさに桃源郷でした。

甲府盆地は桃源郷 ２

　　

　日没まで粘ろうと思いましたが雲が増えるばかり。
　土地の人は、アルプスが見えない時は風景じゃないような言い方。
　　下にリニア鉄道の工事が進んでいます。
　　完成したら”鉄っちゃん”の聖地になりそう。

早春の信州へ（１）－１

　　”諏訪大社”

　撮影会の日は、最初の撮影場所です。

早春の信州へ（１）－２

　　”親戚の家”

　大社の参道にある、私のお婆さんの実家です。
　昔は旅館をやっていたという。
　今は人は住んでいません。

　ただこの家の前で撮ったお婆さんと親戚家族がそろった記念写真に
　この松の木が写っているのです。
　お婆さんは生きていれば１２０歳。
　松も家も昔のまんま。
　写真の人はほとんどがもういない人に。
　この松と、家を見ると、
　人の寿命とは短いものよと思ってしまいます。

早春の信州へ（１）－３

　　”コムクドリ”

　諏訪湖畔に移動し、駐車場に車を止めた。
一足早く下りたカミサンが、「何か鳥がいる」。
「ニューナイ・・？」。逆光で良く見えない。
　順光側に回ったら「コムクドリだ！」。
　こんなところで初鳥です。
　でもレンズはまだ２００ｍｍしか付いてない。
　大幅トリミング覚悟で気合いで撮りました。

早春の信州へ（１）－４

　　”コムクドリ”

早春の信州へ（１）－５

　　”コムクドリ”

早春の信州へ（１）－６

　　”諏訪湖畔の間欠泉”

　撮影会の時の車は、この間欠泉の駐車場に入れようと決めた。
温泉は今はコントロールされていて、時間決めでしか出ない。
　見ている人はほとんど観光客だ。
自然に出ているのか、コントロールされているのか言い合っている。
　温泉の出る時間は一日５回から６回と立札に時間が書いてある。
　　「コントロールしてます」。と私が教えてやった。
　昔は冬場、しぶきが凍って、車道まで凍結し大変だった。
　

早春の信州へ（１）－７

　　”オオルリ”

　諏訪湖を後に峠を越えてカミサンの実家へ。
　　途中に探鳥ポイントがある。
でもまだ探鳥のベストシーズンではない。
　撮れたのはリスだけ。
駐車場でカメラを仕舞っていたら、
「オオルリ！」。カミサンが叫ぶ。
　目の前に下りたのだと言う。
今季初のオオルリ。地元で二日も探したのに、
　寒いここで会えるとは。

　

早春の信州へ（１）－８

　背のカットも撮りたかったが、
　このワンチャンスだけ。
　　でも良い気分だった。

早春の信州へ（１）－９

　　”しだれ栗”

　土地の人は「しだれっ栗」と呼んでいる。
　自生していて天然記念物です。

　諏訪盆地からカミサンの実家へ近道するとここを通る。
　「撮ってかないよ」。「ウン」。
　車を止めてワンカットだけ。若葉が出るとまた違うだろう。