先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

TV界の女王が、次期アメリカ大統領?

2018年01月23日 23時42分57秒 | 日記

Forbesが表題の記事を載せていた

ゴールデン・グローブ賞の授賞式で功労賞に当たるセシル・B・デミル賞を受賞した米人気司会者、オプラ・ウィンフリーのスピーチを受け、米政界では彼女の大統領選出馬の可能性が取り沙汰されている。



オプラの演説は、米国の価値観(特に報道の自由と男女平等)に基づいた考え方を支持するものだった。オプラは自分のキャリアを通して、この価値観を模範的に体現してきた。彼女の言葉は力強く、説得力があり、トランプの大統領選出馬から2年余りの期間を耐え忍んできた多くの人の気持ちの全てを代弁してくれたようだった。

米国人は、直近の状況への拒絶反応として新たな大統領を選ぶ傾向がある。例えばフランクリン・ルーズベルトは、大恐慌に圧倒されたハーバート・フーバーとは違い、経済を再び活性化させられる現実的な人物として支持を得た。アイゼンハワーは長年にわたり傑出したキャリアを積んでいたが、1960年までには旧態依然な人物とみなされ、後任には若さと端麗な容姿をもつジョン・F・ケネディーが選出された。

変化を求めるのは米国らしい考えであり、ドナルド・トランプが当選した理由でもある。トランプは、自分を単刀直入で率直、大成功を収めた実業家として売り込んだ。彼は既存体制の粉砕を公約に掲げ、それを実現させた。大統領就任から1年たった今、彼の支持率は40%以下と低いままだ。ここに変化を求めるアメリカ人は彼女に大きな期待を寄せる理由があると、説いている。

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ユニクロ、近々に国内売り上げより、海外が多くなり、特に中国だけで国内を抜く?

2018年01月23日 15時33分55秒 | 日記

2017年8月期の海外ユニクロ事業の売上高は7081億円(8.1%増)、営業利益は731億円(95.4%増)と、営業利益はほぼ倍増した。国内ユニクロ事業の売上高は8107億円(1.4%増)、営業利益は959億円(6.4%減)と増収減益となった。2018年8月期は、経済評論家は海外売り上げが国内を抜くと予想する人が多い。特に中国での伸びが大きく売上高は前期比4.1%増の3464億円と伸び率こそ為替の影響で低かったが、営業利益は同37.0%増の501億円を確保した。

ユニクロはこの勢いで中国では2年後までに現在の592店から1000店体制、さらにこの店舗網を足掛かりに今後5年間で売上高1兆円、営業利益2000億円を目指す考えという。

中国に進出した日本の流通業どこも失敗して、中国には根強い反日感情があるからと思っていたが、ユニクロの業績を見ていると、反日、排斥日本の気持ちがないではなかろうが、むしろ、中国の人々に受け入れられるビジネスをしてこなかったのではなかろうか?

ユニクロがそれができそうだという理由は?

一つ目は、中国出身の責任者を中国事業を任せたこと。これが日本の流通業の幹部にはできないことだろう!

二つ目は 中国のIT環境に応じたスマートフォンを活用した、デジタルマーケティング。中国のスマートフォンユーザーは8億人を超え、9億人になろうとしているから、スマホを上手に使ったということ。中国の人が持っているスマホで、SNSを活用しユニクロの商品の良さを発信、店舗への来店を促すウェブルーミングである。

この二つ、コロンブスの卵ほど難しい話ではないと思う。

 

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宇宙エレベーター?

2018年01月21日 21時12分56秒 | 日記

宇宙エレベーターなるものが、実現可能になっているという。静止衛星は重力と回転遠心力のバランスで宇宙に静止している。この原理で、静止衛星(下の図でCenter of Mass)からケーブルを垂らしまた、バランスを取るために同じ重さのケーブルを宇宙に出し、地上に降りたケーブルを伝ってエレベーター(下の図でClimber)が宇宙に上り下りするというもの。この考えは1895年ロシアの科学者Konstantin Tsiolkovsky(写真)が、パリのエッフェル塔を見て思いついたもの。エレベータを上げ下げするために、宇宙の外側のケーブルの先にはおもり(CounterWeight)を置く。軽くて頑丈なケーブルに、カーボン・ナノチューブが使えるということで実現の可能性が出てきたという。

 

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ヘリコプター空母4隻?

2018年01月21日 14時43分53秒 | 日記

来年にはヘリコプター航空母艦が4隻になるという。大きいカガとイズモは、満載排水量2.6万トン、全長248m、最大幅38m、深さ23,5m、吃水7.1m、出力11.2万馬力、搭載ヘリコプター14機という。もう2隻は、ヒュウガとイセで、前の2隻に比べると、満載排水量1.9万トン、全長197m、最大幅33m、搭載ヘリコプター数11機と多少小型である。

搭載するヘリコプターは主としてSH-60Kで、その仕様は以下の通り。

乗員: 5、全長: 19.76m、 全幅: 5.43m、 全高: 5.13m、ローター直径: 16.36m 運用時重量: 9,900kg 

一方で、これら4隻のヘリコプター航空母艦にはステルス最新戦闘機F35Bの搭載能力がありそう。

実際、垂直離着陸ができるF35Bの大きさは意外に小さく、全長:15.41 m  全幅:  10.97 m 全高: 4.60 m 翼面積: 42.74 m2 空虚重量: 13,888 kgで、素人目には、F35Bも十分搭載できるように思う。

航空自衛隊の戦闘機部隊を大幅に増強案があることが新聞各紙で報道されている。現行では12個飛行隊(1個飛行隊の定数約20機)の戦闘機部隊を14個まで引き上げる方針で、当然F-35の導入計画もしているはず。垂直離着陸型のF-35Bでなくとも、F-35Aとかでもイズム、カガでは搭載できると思う。

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iPhoneの新型スマホにJDIの液晶パネル!

2018年01月21日 12時48分53秒 | 日記

JDIは2011年(平成23年)に株式会社産業革新機構、ソニー株式会社、株式会社東芝、株式会社日立製作所の4社が設立した 、中小型ディスプレイ専業の会社で、今迄もアップルが最大の顧客であったが、最近はスマホも有機ELになると思われ、韓国勢LGやサムソンが、ディスプレー市場を押さえてしまうというのが一般的な見解であった。それとともに、JDIも終わりかと思われていたが、新型iPhoneの半数以上に、JDIの新しい液晶パネル「フルアクティブ・フレックス」が採用されるという。

ジャパンディスプレイが開発したプラスチック製のスマートフォン向け液晶パネル

状液晶ディスプレー「フルアクティブ・フレックス」はプラスチックを基板に採用し、折り曲げられるため、デザインの自由度を拡大できる。熱に強く、光を通しやすいフィルム基板を採用し、ガラスとは違って落としても割れることはない。15ヘルツの低周波でも駆動するため、消費電力も低減できる。有機ELを使う場合と比べ製造コストは半減できるという。JDIは有機ELも開発して行くということで、 新分野でも期待したい。
 
デウィスプレーの世界では日本は当面、韓国の後背を拝むしかないと思っていたが、こういう話を聞くとうれしくなる。
 
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