先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

トラックはEV化? 水素燃料化?

2021年06月16日 12時13分29秒 | 日記

大型トラックや大型バスは、現在、ディーゼルエンジンが使われており、燃料も軽油であQる。さすが軽油では環境に問題がありすぎるので、トラックメーカー各社、LPGや圧縮天然ガスなどのエンジン開発を急いでいて、EVや水素燃料車の開発メーカーは少ない。特に日本のトラックメーカーは、新エネルギ車の開発は行っていない。EV車や、水素燃料車の可能性はないのか、探ってみた。その結果、EVトラックには、大きな可能性があると思う。

 

 

 

 

テスラの最高級モデル『Plaid』を見ると、3モーターで、いくつかのモデルは、下記のシャーシーを居通過している。

それで各モーターは1機あたり出力400ps、トルク470Nmで、Plaidは野シャシーは同じサイズのモーターが前に1つ、後ろに2つある3モーター構成

一充電航続距離が837kmもある。

習発制も、0-60mph加速は2秒以下と十分

ただ、Plaidモデル、Model S Plaid や、Model X Plaidは、2千万円近い

 

一方の水素燃料自動車のエンジン特性は、トヨタのMIRAIのWebサイトを見ると以下のようになっている。

水素で発電させて、Li電池に充電させながら、モーターで駆動するという事で、EV車と変わらないが、水素を燃やす方法に課題がある。そのためか、同一車体や動力性能の車に比べ、同じトヨタのクラウンに比べる倍の値段になっている。というようなことで、大型トラックのディーゼル・エンジンの出力を出そうとすると、コストが高くなる。EVの場合、げBB材の普及率が精々20%だが、各国政府の後押しもあり急速に普及するから、EV車のエンジン回りのコストも急激に下がるのは必至である。

というようなことで、一時期、水素燃料自動車は、大型トラックやバスなど特定領域で大きな存在感があると思っていたが、その普及はあり得ないと思いなおした。

 

 

 


アメリカ、太陽光発電が急増!

2021年06月15日 16時00分27秒 | 日記

 


ウッドマッケンジーと米国太陽光エネルギー産業協会(SEIA)が15日公表したリポートによると、米国内の太陽光発電設備の容量は向こう3年で記録的に伸びるとみられるが、設置コストの膨張が逆風となる可能性もある。一方、バイデン政権が推進する新たな補助金で拡大が加速する可能性もあるとした。写真は米カリフォルニア州エル・セントロに設置された太陽光パネル。2020年5月29日に撮影。(2021年 ロイター/Bing Guan)

[15日 ロイター] - ウッドマッケンジーと米国太陽光エネルギー産業協会(SEIA)が15日公表したリポートによると、米国内の太陽光発電設備の容量は向こう3年で記録的に伸びるとみられるが、設置コストの膨張が逆風となる可能性もある。

一方、バイデン政権が推進する新たな補助金で拡大が加速する可能性もあるとした。

報告書によると、第1・四半期に新設された太陽光発電設備の容量は46%急増し、5ギガワット強になった。今年年間の新設容量は24.4ギガワットと、昨年から24%近く増える見込み。温暖化ガス削減目標の達成に取り組む電力会社や企業からの強い需要、太陽光発電技術のコスト低下が追い風となっているほか、太陽光発電システムへの連邦税控除が長年、業界を支えてきた。バイデン大統領は税控除を10年間延長するよう議会に求めている。

電力会社など大口顧客向けの設置プロジェクトは、第1・四半期に新設された設備容量の4分の3近くを占めた。また、77ギガワット近い設備の新設に向け、契約が既に交わされている。

大口顧客向け太陽光発電システムはバイデン氏のクリーンエネルギー普及計画で劇的に拡大するとみられるが、原材料価格と輸送コストの高騰という大きな課題にも直面している。

太陽光発電システムの設置事業者はまた、人員逼迫にも見舞われている。

価格上昇圧力があるため、事業者は既存契約の再交渉を働き掛けてきたが、市場の競争が激しいため、有利な条件を引き出せないでいる。

SEIAのアビゲイル・ロス・ホッパー代表はインタビューで、サプライチェーン(供給網)の制約の影響は第2・四半期の報告をまとめる際に、一段と鮮明になるだろうと述べた。


中国産ワクチン「効果高くない」

2021年06月14日 13時33分30秒 | 日記

 

ウオールストリートジャーナルやニューズウィークは、中国のシノバック製ワクチン、南米での接種実施で効果が薄いと報道している。どうも多少は真実のようだが、本当であれば、中国当局はアジア人が欧米人から、人種差別攻撃を受けないように早急に対策を打ってもらいたい。同じアジア人として、中国へのバッシングはいい気がしない。しかし、中国にも欧米から警戒される理由は多々ある。

 

高福は発言の火消しに必死だが JASON LEEーREUTERS

 

中国は新型コロナウイルスの国産ワクチンを諸外国にばらまく「ワクチン外交」を展開しているが、中国製ワクチンの有効性に疑問を呈する声は少なくない。そしてどうやら、中国政府も国産ワクチンの問題に気付いているらしい。

4月10日の国内の会議で、中国疾病対策予防センターを率いる高福主任が、「現行ワクチンの防御率は高くない」と認める発言をしたのだ。

中国の政府関係者が公の場で自国の産品の品質に問題があるのを認めるのは異例だ。このとき高は、有効率の低さに対処するため、異なるワクチンを併用して接種することを公式に検討しており、接種間隔や接種回数の調整なども選択肢の1つだと述べた。

中国政府はこれまで、mRNAを用いた最先端のアメリカ製ワクチン(ファイザーとモデルナの製品)の信頼性に疑問を投げ掛け、自国のワクチンを誇ってきた。だがアメリカ製ワクチンの有効率の高さが各地で示されると、今度は自らmRNAワクチンの開発に乗り出している。高の発言は、こうした風向きの変化を反映しているといえそうだ。

件の発言は瞬く間にSNS上に広がったが、中国国内ではすぐに検閲の対象になった。「有効率が問題だと中国政府関係者が認めたのは初めてだった」と米シンクタンク外交問題評議会の医療問題担当シニアフェロー、黄厳忠は言う。そもそも、どの中国製ワクチンも治験の最終的な結果は公表されていない。

チリでの中国のシノバック製コロナワクチンの有効率を調査した研究によると、1回接種を受けた被験者の有効率は3%、2回接種でも約56%だった。なお中国のシノファームは、自社製ワクチンの2回接種後の有効率は79%だとしている。

 


VWもEVシフト!

2021年06月14日 13時29分37秒 | 日記

VWが、かなり前からEV を提供しているが、「MEB(モジュラー・エレクトリック・ツールキット)」と呼ばれるEV専用のプラットフォームで、ID3とID4を提供し始めた。そして2029年までにMEBを使ったEV車を作るという。また、前輪・後輪駆動の2モーターMEBも2022年までには開発を終えるという。VWにしろ、Fordにしろ、EV シフトが着々と完成しつつある。日産が頑張っているが、いかんせん、経営に大きな失敗をしていて先はあかるくはない。世界一のトヨタ、水素エンジンと水素燃料電気自動車にご執着。日本の自動車産業、大丈夫かな?

VWのMEB構成図
 

Volkswagen ID.3 First Look

 


Battery Size and Electric Range (Base) 45 kWh. Up to 330 km (~205 miles) 
Battery Size and Electric Range (Max) 77 kWh. Up to 550 km (~340 miles)
Platform New Volkswagen MEB Platform)
Headlight IQ.Light LED( テールランプは3DのLED)
Interior Controls Large, dashboard-mounted screen with touchscreen controls and buttons
Curb weight & Size 3,790 lbs. & 4261×1809×1552mm(全長×全幅×全高)
Battery Warranty 8 years or 100,000 miles - whichever is first
Pricing $41,190 at time of this page's publication)

 

Volkswagen ID.4 First Look

 

Battery Size and Electric Range (Base) 45 kWh. Up to 330 km (~205 miles) 
Battery Size and Electric Range (Max) 77 kWh. Up to 550 km (~340 miles)) モーターは最高出力204PS(150kW)
Platform New Volkswagen MEB Platform ID3と同じ
Headlight IQ.Light LED( テールランプは3DのLED)
Interior Controls Large, dashboard-mounted screen with touchscreen controls and buttons
Curb weight & Size 1719Kg   & 4584×1852×1612mm(全長×全幅×全高)
Battery Warranty 8 years or 100,000 miles - whichever is first
Pricing $33,000 at time of this page's publication)

 


給油も無人機から出来る!

2021年06月11日 21時26分41秒 | 日記

こうなると、戦争自体が、事務室から行われることになった!

(CNN) 米海軍はこのほど、無人機の空中給油機が戦闘機に初めて給油する様子をとらえたビデオ映像を公開した。

この空母搭載用の無人給油機は「MQ―25スティングレイ」と呼ばれ、世界で最初の無人給油機としている。給油の性能だけでなく、空中での情報収集の能力も持つ。

F/A18型戦闘機に対する今回の空中給油はイリノイ州マスコウタ近くで実施された。

米海軍は「海軍にとって重要かつ心躍る節目となった。スティングレイの能力を飛行隊に生かすことの実現へ向けた具体的な成果」と歓迎した。

Youtube映像はこちら→MQ-25