野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

渡良瀬散歩

2011-11-18 23:53:02 | その他
これは先週土曜日のこと。
翌、日曜日の渡良瀬遊水地散歩の前日に歩いた渡良瀬川の散歩の話。
足利市の東の果て近く、渡良瀬川の土手に車を駐車させて、下流の橋から上流の橋までをぐるりと歩こうと。
スタートをしてまもなく渡良瀬川へ流れ込む支流の土手にぶつかるので、これを上流に向かい対岸(東側)へわたります。
ここは足利市、川の向こう側は佐野市になります。
この日はお天気にも風向きに恵まれ、田舎の香水の芳醇で強烈な香りがぷんぷんと漂っていました。

のどかだな~
支流を対岸へ渡り佐野市へ、香水の発生源の脇を通り抜け再び渡良瀬の土手に出て下流へ向かいます。
しばらく歩き渡良瀬川を対岸へ渡り再び足利市へ。

向こう側は佐野市、

ここからはいつもの散歩道、例のスミレの散歩道になります。
まずは草叢にいいもんめっけ!(田舎の言葉です)へへ~っ、これは後で!

田舎はのどかだな~
な~んて考えながら、道端のスミレに注意を払いながら先へ進みます。
ここまでで、たぶん5kmくらい。
遠くに見える橋(R50)のず~っと向こうから、対岸の土手を歩いてきたのですよ。
これから遠くに見える橋のず~と向こうまで行きます。

R50の橋を越えると、対岸の土手に目指す車(ゴール)が小さく見えてきます。
白い大きな工場の右側。

河川敷の草原は夏には牛の放牧場になります。
がきのころ、よく牛に遊んでもらったところです。懐かし~いな~。

スミレは前回と違い土手の斜面から続く歩道脇の草叢に沢山咲いています。
このあいだ咲いていた縁石の際のものの殆どは種になっています。

さてと、ここまでくれば残りは3kmくらいです。
さらに進んだところに架かる橋を渡り、対岸の土手を車のところまで行けば終わりです。

道すがら目に映る田園の景色はまるでパッチワーク模様のよう。
刈り終えた田園の中に住宅や工場やらが点々と見えます。
う~んこれでは農家の作業効率悪いよな~、生産性低いよね~
未来を思えば、農地の集約と大規模化はゼッタイ必要だよね~
農業も大規模な法人化や株式会社化は必要だよね~
その為には思い切った規制緩和が必要だよね~

そういえばむかし、だよね~って歌あったね~


農協さん本業で儲け出せないんだから、もう店たたんで金融と保険業に勤しんだのがいいんでないかな?
農水省さんも農協さんも、てーぴーぴーに反対しているようだけど、日本の農業を守る為というよりも自分らの既得権益を守ろうと必死になっておでこに青筋立てているようにしか見えないだよ。
てーぴーぴーを批准すれば間違いなく田舎の農業は壊れてしまうだよ~。
でも過去にウルグアイラウンドを受け入れた時、これで日本の農業が終わらぬようにと、農業の再興のためにおよそ6兆円もの金をつぎ込んだけれども、
結局その内のおよそ3兆円は農村にはおおよそ似付かぬ箱物の建設に使われたんだよな~。
それから10数年経ち、農業の振興どころか現状はますます衰退してるだよな~。
結局のところ、農水省も農協も日本の農業を守るといいながらまともな政策を考えもしないんだな~。
てーぴーぴーに参加することで、国が真剣に国際競争力をつける為の政策へと舵を切らざるを得ない状況に追い込まれたほうがいんでないかな?
新しい未来志向の農業は古い既得権益に食い物にされた農業を壊して初めて生まれるものなんだな~
イノベーションとはそういうものなんだな~。

な~んて考えているうちにゴールです。

途中、腰を降ろしてラジコン飛行機を見たり、散歩中の犬に遊んでもらったりで結局3時間ちょっとかかってしまいました。
10kmくらいは散歩したかな?
道すがら見つけた草花はまたあとで。