つづきです。
平ヶ岳山頂付近で池塘を入れて、燧ケ岳から会津駒方面を撮ってみる。
なかなかいい感じだ。

と、木道が山頂の先(たぶん最高地点付近)で行き止まりになっている。
その先の木道も、もちろん撤去されている。以前はずっと先まで、湿原の西の端まであったと思う。
平ヶ岳の西の端のピークまで簡単に行くこともできたし、水長沢山へ続く尾根に付けられた踏み跡も簡単に見つけることがえできた。
仕方がない、自然保護の観点からは仕方のないことだ。
昔は多少の藪を我慢すれば、剱ガ倉までは簡単に行くことができた。
そして平ヶ岳から大水上山へ続く国境稜線も、苦労を厭わなければ一日で歩くことができた。
もちろん無雪期にだ。
剱ガ倉山から下りきった先から下藤原山(にせ藤原山)までは痩せ尾根が続き快適だ。
がしかし、その先藤原山までは猛烈な藪漕ぎを強いられた。
それが30年くらい前の夏のことだから、今はどうなっているかは分からない。
たぶん無雪期にここを歩く人は絶滅しているだろうから、当時よりも藪は深くなっているだろう。
さてさて、昔話はこれくらいにして、
山頂付近からの展望を楽しみたいところだが、だだっ広くて遠~くの山しか見えない。
運よく快晴、遠~くに八ヶ岳、南・北アルプスも見える。写真はなし
で、おなじみの富士山も良く見える。

遠くばかりではなく、目の前にもレンズを向けてみる。
紅葉したチングルマ、風車の綿毛はすっかり落ちている。

これは・・・ キンコウカだな。たぶん

山頂付近に広がる池塘と越後三山。

景鶴山へ続く尾根

平が岳山頂はこれくらいにして、再び池ノ岳へ向かう
これもゴゼンタチバナ?

山頂付近は針葉樹が多く、紅葉する樹木は多くない。

再び池ノ岳山頂へ

まだお昼前、夕暮れを玉子石で迎えようと思っていたが、まだまだ早いし、西の空低くには雲も多くなっている。なんだか興味もなくなってきた。
天場のあたりまで行って、そこで時間つぶしに写真を撮ることにする。
が、もうこの時間になるとあまり写真にはならない。
リンドウ? 蕾も花もついていなかったが、たぶんリンドウ。

この先が天場

Wish You Were Here こんなのが浮かぶようじゃ、あたしゃ~ 年を重ねても青いままだ。

帰り車のBGMは決まったな。
で、玉子石まで行こうか迷ったが、やめる。
結局、途中にある大きな池塘まで行って、池ノ岳に引き返した。
姫の池で腰をおろししばらくまったりとする。
いい感じの雲が現れた。 もう少し広がってくれないかな。
期待もしたが、ここまでであきらめることにした。

さてさて、昼の12時になった。
とっくに里心も付いてしまったことだし、この辺が潮時だろう。
帰りはきのこと紅葉を楽しみながら、のんびりと下ることにする。
まずは朝一のポイントでの平ヶ岳。
魚沼や荒沢方面と違って、黒木も多く全山が赤や黄色に染まるようなことはなさそうだ。


これが平ヶ岳の見納め、 もう1時になってしまった。

帰りの長いドライブを考えると・・・ ちょっとは焦らなければ。
台倉山までは針葉樹中心の森の中、紅葉はそう多くはない。
まだ早いのだろかそれとももう遅いのか、きのこも多くはないし、見つけても馴染みの無いものばかりだ。
その中で苔むした倒木には真白なきのこ、たぶんスギヒラタケだと思うが、たくさん出ている。
以前は食用きのことして、新潟などのスーパーで見かけたこともあったのだが、
何年か前に急性脳症を起こし死亡した人が出たことで、毒きのこに分類されるようになった。
そのためか、誰も採っていく人はいないようだ。もちろんあたしも。
こんなきのこもある。 美味そうだが、何というきのこか分からない。
ヌメリスギタケかとも思ったが違うようだし、オオワライタケ? かな。

台倉山まで来れば東側の視界が開ける。で、びっくり!
登りの時には真っ暗だったため気が付きようもなかったのだが、眼下に広がる斜面は見事に紅葉している。
ここから下台倉山まで展望もよいので、この紅葉の山を撮りながらのんびりと歩く。
お供のNHKラジオ番組では、川井郁子さんがゲストで出演している。
その中で紹介されている川井郁子さん演奏のバイオリン曲に、撮影も忘れてついつい聞き入ってしまう。
視聴者からは、川井さんと同じ空気が吸える佐藤さん(MC)がうらやましい、とのメールが紹介されていた。
あたしも、大いにそう思う。 大いにうらめしい~
さてさて、後ろを振り返ってはシャッターを切りながら進むため、なかなか下台倉山が近づかない。
台倉山と下台倉山の中間地点付近から振り返り、錦の尾根と遠く燧ケ岳。
真夜中に、こんなにも紅葉のきれいな尾根を歩いていたんだなぁ。

同じく
燧ケ岳の麓が黄色く見える。ぶなの森かな?

長くて長くてうんざりしてきたころ下台倉山に着く。
ここから登山口までおよそ700mを一気に下って行く。
3時のニュースも終わり、待ちに待った「ぼやき川柳アワー」が始まった。時に3時5分
一人笑いながら、ぐんぐんと下って行く。
下ってきた尾根を振り返る。 左の高いところが下台倉山、でその右の尖ったのが鷹巣山。

おおよそ50分で尾根取り付きに到着。
あとは林道を歩くだけ。 途中の沢で顔を洗い、濡らしたタオルで首周り両腕を拭いてさっぱりする。
なおもきのこはないかときょろきょろしながら歩くが、全くない。

車に戻り、帰り支度を済ませ4時半前には帰路に着くことが出来た。
さて、BGMは・・・Wish you・・は持ってこなかったので、まずはAtom Heart・・。
これをを聞きながらバイクに背中を押され、御池まで快調に進む。
対向車もほとんどなく、ターマックのラリーコースみたい。
まだ明るいうちに栃木県に入ることができた。
途中、BGMをObscured by Cloudsに変える。
まだまだ長~い道のりを、我が青い隼くん号は(制限速度を守り)快調に飛ばすいやいや進むのであった。
青いな。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
平ヶ岳山頂付近で池塘を入れて、燧ケ岳から会津駒方面を撮ってみる。
なかなかいい感じだ。

と、木道が山頂の先(たぶん最高地点付近)で行き止まりになっている。
その先の木道も、もちろん撤去されている。以前はずっと先まで、湿原の西の端まであったと思う。
平ヶ岳の西の端のピークまで簡単に行くこともできたし、水長沢山へ続く尾根に付けられた踏み跡も簡単に見つけることがえできた。
仕方がない、自然保護の観点からは仕方のないことだ。
昔は多少の藪を我慢すれば、剱ガ倉までは簡単に行くことができた。
そして平ヶ岳から大水上山へ続く国境稜線も、苦労を厭わなければ一日で歩くことができた。
もちろん無雪期にだ。
剱ガ倉山から下りきった先から下藤原山(にせ藤原山)までは痩せ尾根が続き快適だ。
がしかし、その先藤原山までは猛烈な藪漕ぎを強いられた。
それが30年くらい前の夏のことだから、今はどうなっているかは分からない。
たぶん無雪期にここを歩く人は絶滅しているだろうから、当時よりも藪は深くなっているだろう。
さてさて、昔話はこれくらいにして、
山頂付近からの展望を楽しみたいところだが、だだっ広くて遠~くの山しか見えない。
運よく快晴、遠~くに八ヶ岳、南・北アルプスも見える。写真はなし
で、おなじみの富士山も良く見える。

遠くばかりではなく、目の前にもレンズを向けてみる。
紅葉したチングルマ、風車の綿毛はすっかり落ちている。

これは・・・ キンコウカだな。たぶん

山頂付近に広がる池塘と越後三山。

景鶴山へ続く尾根

平が岳山頂はこれくらいにして、再び池ノ岳へ向かう
これもゴゼンタチバナ?

山頂付近は針葉樹が多く、紅葉する樹木は多くない。

再び池ノ岳山頂へ

まだお昼前、夕暮れを玉子石で迎えようと思っていたが、まだまだ早いし、西の空低くには雲も多くなっている。なんだか興味もなくなってきた。
天場のあたりまで行って、そこで時間つぶしに写真を撮ることにする。
が、もうこの時間になるとあまり写真にはならない。
リンドウ? 蕾も花もついていなかったが、たぶんリンドウ。

この先が天場

Wish You Were Here こんなのが浮かぶようじゃ、あたしゃ~ 年を重ねても青いままだ。

帰り車のBGMは決まったな。
で、玉子石まで行こうか迷ったが、やめる。
結局、途中にある大きな池塘まで行って、池ノ岳に引き返した。
姫の池で腰をおろししばらくまったりとする。
いい感じの雲が現れた。 もう少し広がってくれないかな。
期待もしたが、ここまでであきらめることにした。

さてさて、昼の12時になった。
とっくに里心も付いてしまったことだし、この辺が潮時だろう。
帰りはきのこと紅葉を楽しみながら、のんびりと下ることにする。
まずは朝一のポイントでの平ヶ岳。
魚沼や荒沢方面と違って、黒木も多く全山が赤や黄色に染まるようなことはなさそうだ。


これが平ヶ岳の見納め、 もう1時になってしまった。

帰りの長いドライブを考えると・・・ ちょっとは焦らなければ。
台倉山までは針葉樹中心の森の中、紅葉はそう多くはない。
まだ早いのだろかそれとももう遅いのか、きのこも多くはないし、見つけても馴染みの無いものばかりだ。
その中で苔むした倒木には真白なきのこ、たぶんスギヒラタケだと思うが、たくさん出ている。
以前は食用きのことして、新潟などのスーパーで見かけたこともあったのだが、
何年か前に急性脳症を起こし死亡した人が出たことで、毒きのこに分類されるようになった。
そのためか、誰も採っていく人はいないようだ。もちろんあたしも。
こんなきのこもある。 美味そうだが、何というきのこか分からない。
ヌメリスギタケかとも思ったが違うようだし、オオワライタケ? かな。

台倉山まで来れば東側の視界が開ける。で、びっくり!
登りの時には真っ暗だったため気が付きようもなかったのだが、眼下に広がる斜面は見事に紅葉している。
ここから下台倉山まで展望もよいので、この紅葉の山を撮りながらのんびりと歩く。
お供のNHKラジオ番組では、川井郁子さんがゲストで出演している。
その中で紹介されている川井郁子さん演奏のバイオリン曲に、撮影も忘れてついつい聞き入ってしまう。
視聴者からは、川井さんと同じ空気が吸える佐藤さん(MC)がうらやましい、とのメールが紹介されていた。
あたしも、大いにそう思う。 大いにうらめしい~
さてさて、後ろを振り返ってはシャッターを切りながら進むため、なかなか下台倉山が近づかない。
台倉山と下台倉山の中間地点付近から振り返り、錦の尾根と遠く燧ケ岳。
真夜中に、こんなにも紅葉のきれいな尾根を歩いていたんだなぁ。

同じく
燧ケ岳の麓が黄色く見える。ぶなの森かな?

長くて長くてうんざりしてきたころ下台倉山に着く。
ここから登山口までおよそ700mを一気に下って行く。
3時のニュースも終わり、待ちに待った「ぼやき川柳アワー」が始まった。時に3時5分
一人笑いながら、ぐんぐんと下って行く。
下ってきた尾根を振り返る。 左の高いところが下台倉山、でその右の尖ったのが鷹巣山。

おおよそ50分で尾根取り付きに到着。
あとは林道を歩くだけ。 途中の沢で顔を洗い、濡らしたタオルで首周り両腕を拭いてさっぱりする。
なおもきのこはないかときょろきょろしながら歩くが、全くない。

車に戻り、帰り支度を済ませ4時半前には帰路に着くことが出来た。
さて、BGMは・・・Wish you・・は持ってこなかったので、まずはAtom Heart・・。
これをを聞きながらバイクに背中を押され、御池まで快調に進む。
対向車もほとんどなく、ターマックのラリーコースみたい。
まだ明るいうちに栃木県に入ることができた。
途中、BGMをObscured by Cloudsに変える。
まだまだ長~い道のりを、我が青い隼くん号は(制限速度を守り)快調に
青いな。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR