紬の名古屋帯を 、締めるのが楽ちんな "作り帯" にしようと思い立ちました。
お手本にしたのは、家にある三本の "作り帯" です。
お手本その1は 娘時代のもの
これはお茶のお稽古用にと、祖母が帯を切って作ってくれたものです。
お太鼓の裏には、胴に巻く帯に差し込む金具が付いています。
お手本その2は 既製品
多分、母の普段用のものだと思います。
やはり切って作ってある二部式ですが、お太鼓部分は
ペロンとなっていて自由な大きさにできます。
また、背負うように紐がついています。
お手本その3は、私の帯です
これはリサイクル専門の着物屋さんで見つけたもの。
マジックテープがついていて、締めやすいこと、この上なし
さて、どのタイプの作り帯をお手本にしようかなぁ・・・。
上の三本の帯を並べて、はたと考え込んでしまいました。
よしっ、と出した結論は、それぞれの "いいとこ取り" です
ということで、紬の名古屋帯はこのようになりました
帯は切らずに背負うタイプにし、マジックテープを付けました。
さっそくこの帯を締めてみました。
あらぁ、楽ちんだわ〜
着物は帯と同じ紬でコーディネート
お太鼓はこんな感じです
こうしてみると、この着物もあと数年で着られなくなりそうです。
しぶいレンガ色なのですが、写真よりもけっこう明るくて・・・。
"作り帯" は、 体調によって手の動きが悪い時や、
急いで着付けなければいけない時に重宝しそうです
もう一枚作りたいけれど、帯の生地は厚くて
指ぬきをつけても針を通すのに一苦労。
腱鞘炎が心配なので少し休憩してから
また挑戦したいと思います
オマケの画像で〜す
こらぁー、座布団じゃないぞ
んもぉ〜、いやんなっちゃうよ