秋になると、スーパーや産直の野菜売り場に出回る赤かぶ。
赤かぶは全国で作られていると思いますが、
主に道南の北斗市(旧大野町)で生産されている赤かぶは
"大野紅かぶ" と呼ばれ、浅漬けや甘酢漬け、他にはぬか漬けなどに加工され、
古くから道南に住む人々に親しまれてきた数少ない伝統野菜です。
特徴は濃い赤色で、甘酢漬けにするととても鮮やかな色に染まり、
冬の食卓に彩りを添えています。
昨年までは2、3個だけ買って、簡単な方法で漬けていたのですが、
夫も私も漬物好きなので、物足りなく思っていたんです。
そこで、今年は友人からレシピを教えてもらい、5キロに挑戦しました。
赤かぶはタワシで丁寧に洗い、ひげ根などもきれいに落とします。
私は歯応えがある方が好きなので、3ミリほどの厚さにスライスしました。
厚さは好みですので、スライサーでカットしても良いですよね。
まずは塩漬けです。
かぶの重さの3%の塩を振り、7キロほどの重石をかけ、
水が上がるのを待ちます。
この下漬けは2週間ほどです。
2週間が経ちましたので甘酢を作ります。
600ccの酢に600gのザラメを溶かします。
塩漬けした赤かぶの水分をよ〜く絞り、粗熱をとった甘酢を全体にかけます。
昆布も入れます。
軽い重石をして寒い所で保管します。
わが家は車庫に置いています。
2日後に味見をしてみました。
甘さも塩加減もバッチリ
こんなにおいしくできるのだったら、
もっと早くにレシピを教わって作るべきでした
日ごとに赤みが増し、味が馴染んでくるのが楽しみです
その都度食べる分だけを絞り、甘酢に漬け込んでも良いそうです。