知人の病気平癒のお願いのため、雑司が谷の鬼子母神様にお参り。
2013年の1/2以来だ。
その時はお正月にもかかわらず、ぽかぽかした散歩日和だった。
今回も散歩しやすい気候で、参道のけやき並木も青々していて気持ち良かった。
近くの神社の秋祭りの時期なのか、参道でも社務所みたいな場所がつくられており、蚊取り線香の匂いが薫ゆんでいた。
懐かしい香りだ。
秋祭りのせいか、夕方に近い時間なのに、鬼子母神様の境内にはちらほら人がいた。
お正月に来た時にあった駄菓子屋さんも健在だ。
あの時と同じく、あんずジャムを購入したが、33円と言われ、消費税分が値上がっていた。
消費税の納税は年間1000万円以上の売り上げに対しての義務だが、1000万円も売り上げているのだろうか…。
そして、お賽銭をあげるのに1万円札をくずそうと、何か御札でもと、思ったら魔除けの鈴があったので授与いただく。(500円)
土で出来た鈴なのがいい。
そして、その奥で御朱印をいただく。
奉納はお気持ちでということなのでお釣りに貰った500円を渡すと、『おいくら御奉納で?』と丁寧に聞かれたので、500円でと答えた。300円の人が多いんだろうな。
お願い事を二つしたかったので、多めに。
筆したお坊さんはけっこう若かったが、サラサラサラっと、かなりの達筆で日付を入れた。
若いのに偉いなぁ~。
そして、お賽銭を投げてお願い事をするわけだが、神社でもないが鐘があった。
そして、お賽銭箱は足下に埋まっていた。お願い事が多いので千円札を入れたのだが、低い位置に賽銭箱の口があるためか、ひらひらひらと漂い、賽銭箱の格子の上に乗っかってしまった。
柵があるから盗まれることはないと思うが、賽銭箱に入ってないから願いがかなうかしら、心配。
後から聞いた話しでは、鬼子母神様は江戸時代のお寺の造りで、お賽銭箱が地下に落ちるようになっているそうです。
今と江戸時代では賽銭箱の仕様も違っていたんですね。
また本堂の真後ろに妙見菩薩様が(北斗七星信仰)がお祭りされているそうで、北斗七星好きにはたまらないので、次回はぜひ拝してこようと思った。
雑司が谷の鬼子母神様は仏様になりましたお姿で赤ちゃんをだっこしています。境内には鬼の姿の鬼子母神像もお祭りされています。
パソコンの変換では『鬼』になってしまいますが、改心して鬼子母神様になられたので、正しくは鬼の字から角がとれた鬼の字を書くのが正しいそうです。
鬼子母神様を後にして、少しぶらぶらと歩いたら、神社があった。どおやらここのお祭りだったみたいだ。
たしかお正月の時は、鬼子母神の電停から一駅、線路沿いを歩いたような気も…
人の記憶とは、頼りないものである。