
3年振りに始まったNHKのブラタモリ。
鉄道好きのタモリさんだけあって、京都の南禅寺近くに残る琵琶湖疎水の明治時代のインクライン(傾斜軌道)という、水運と水運の間の急勾配の部分を船をレールで運ぶという、仕掛けを紹介していました!
知ってました?!インクライン!
しかも電気で動いていたとか。
さらにタモリさんが見つけた犬くぎは、タモリさんも見たことがないという『ドッグスパイキー』というイギリス製のもので、横から見ると本当に犬がくわえているみたいでした。
なかなか可愛い〓
普段、私達が見ている犬釘はアメリカ製の亀型でタートルスパイキーと呼ぶのが正しいんだと初めて知りましたぁ

日本に最初に入って来たのが犬型だったから総じて犬釘と呼ばれるようになったんですね。
何で『犬くぎ』って言うんだろうと思ってたのですが、疑問が解けましたぁ
しかも、そこは『野外レール博物館』という隠れたコンセプトがあるようで、なんと、イギリスのBARROW社の1887年(明治22年)の75ポンドレールが鎮座しているそうです。
鉄道で75ポンドレールを使う前にインクラインで初めて使ったという凄いお宝だそうです。
確か豊橋鉄道の赤岩車庫にも古いレールが実利用されている話はしたと思いますが、こんなところにも古いレールが敷かれたままになっているなんて、構造物好きにはたまりません〓
京都は大好きで、特に南禅寺は大好きなレンガの水路閣や、家と家の間をその水が小川として流れていて、川好きでもある私にとっては、凄く好きな場所です。
例えば山県有朋の別荘の 無鄰菴の庭を通って日本式庭園の池をなし、その水はまた小川になって、隣りの家に流れて行き庭の中を流れてまた隣りに行くというのは、本当に面白い。
松本の城下も湧水が小川となって、あちこちに流れているので、あの辺を水の音を頼りにぶらぶら散歩するのが好き。
話はズレましたが、何回も訪れた南禅寺にこんな面白い構造物があるなんて知らなかったので、次回京都に行った時は南禅寺に行ってインクラインを見て、山県有朋の無鄰菴で抹茶でも飲もうかという楽しみが出来ました
あと、京都駅のトワイライトが止まる0番線ホームは豊臣秀吉が京都を囲むように造った土の壁『御土居』の上にあるとか。
トワイライトに乗った時は会社に顔を出してから西へ向かったので、大阪からは乗車できず、京都駅の0番線ホームから乗ったので、豊臣秀吉が造った御土居の上にあのホームがあると言われると、なんとも感慨深くなります。
また洛中洛外はこの御土居の内外のことだったんだね。歴史好きにはたまらないお話しでした。
4月からブラタモリが再びレギュラー放送になるらしいんだけど、タモリさんとは趣味趣向が似ているので楽しみです

ブラタモリの主題歌『MAP』は井上陽水です。