2015年12月3日木
19:00~21:00
日経ホール
丸キャリTravel×JR東海
奈良を知る。日本を知る。
2012年から始まり今回で10回目を迎えるらしい、丸キャリTravel。
筆者は3回目の参加。
初めて参加した奈良の大三輪神社と神社のお話がかなり面白かったのでそれ以来、参加している。
前回は琳派誕生400周年のお話で、今回は奈良は斑鳩の里 法隆寺と聖徳太子についてらしい。
今回は奈良大学の東野治之教授が講師。
テーマは「法隆寺の見どころ案内」
冒頭、先生は
法隆寺は永い間、歴史が続いているお寺。
と始め、1枚目の写真を見せてくれた。
それは法隆寺の西院伽藍の南大門の外から撮ったもの。(この写真は先生の写真にできる限り似ているのを探しました)
左に五重塔、右に金堂がある。
普通はここをさっさと通り過ぎて西院伽藍の中の五重塔や金堂を見学するのだが、先生は先ずここで立ち止まって
ほしいという。
法隆寺には建造物18件、彫刻18件の国宝がある。
国宝が無い県があることを考えると、1つの寺にこんなにあることは凄いことなのだ、しかも工芸品などを含めると数はさらに増える。
そして、世界遺産第一号でもある。
この第一号というのが
重要で、日本で世界遺産に登録をしようとなった時に、さてどこにするかとなりお役所から「世界遺産というのがあって、今度、第一号に推薦したいのですがいいですか?」とお願いの電話がお寺にあったとというエピソードがあるくらい。
今では、どこも世界遺産に推薦されたくて、PR活動が盛んですが、初めて世界遺産に登録をするときは、それにふさわしいのは法隆寺だということで、お役所側から法隆寺にお願いがあったということが、やはり凄いことなのである。
http://jp-isan.com/horyuji.html
http://onsen.kikuchisan.net/article/145328338.html