法隆寺で一番有名なのが、この西院伽藍。
左に五重塔、右に金堂が配されている。
1、西院伽藍は、
元は飛鳥時代607年頃に造られたのだが、670年に火災に遭い焼失。
それでも、現存しているのは7世紀 奈良時代に入る直前に建てられたもので、そのお寺が今でも残っている。建物が世界最古というだけではなく、伽藍というかお寺自体がお寺として残っているのが凄い。
(金堂の一階は昭和になって燃えてしまったが、二階は飛鳥時代のもの)
法隆寺が凄いのの二つ目は、
聖徳太子が建てたお寺が670年に燃えたのを再建し、聖徳太子を祀るお寺であること。
2、東院伽藍(夢殿…当時のもの)は奈良時代前半、聖徳太子をお祀りする場所として信仰されてきた。
ところが、
3、聖霊院が1121年にでき、新たに聖徳太子を祀る場所となる。
平安時代の貴族の建物風の造りで、当時の最先端デザインとして、平安時代~江戸時代はこちらの聖霊院か聖徳太子信仰の場所として栄えた。
聖霊院の前には鏡池というのがあり、その対岸から、聖霊院に向かって拝んでいるお坊さんもいるそうです。
607年に建った最初の西院伽藍は今の西院伽藍とは違う場所に建っていて、若草伽藍跡と今は呼ばれていいる。
また、夢殿のある東院伽藍は斑鳩の宮(聖徳太子の住まい)の建物の跡が見つかっている。
ちょうど、南門の右手辺りらしい。
http://umit2011.pro.tok2.com/kitaminami1-houryuuji1.html
http://www.bell.jp/pancho/travel/taisi-siseki/miyadokoro/ikaruganomiya.htm
http://www.bell.jp/pancho/k_diary-13/2014_12_05.htm
鏡池と正岡子規の碑
http://urano.org/kankou/ikaruga/horyuji3.htm