一週間、娘宅にて家政婦さんをやってきた

想定内ではあるが、精神的にも肉体的にもなかなかハードな日々だった^^;
病み上がりであまり動けないのは仕方がないとはいえ、
元々動かないズボラなたちの娘、
ドテーッとソファに寝転がり、座敷ブタ状態

このブタさん、入院中の
「アレが食べたい、コレが食べたい」と次々リクエストなさる。
そのたびに「はいはい」と注文に応え、
独楽鼠のごとくかいがいしく立ち働くワタシ

「普段はちゃんと動いてるよ」by娘
「ウッソ~」by私
帰ってきた婿さんに、
「あれもこれもやってくれたよ。
少しもじっとしてないの。ヒマさえあれば掃除してるし」
などと報告しては
「で、Eちゃんは今日は何をしたの? 動かなくても出来ることあるでしょ。
ちゃんとやった?」
と婿さんに逆襲されていた (^-^)
夜遅く帰ってきて、一人で食事を食べ終えた婿さん、
「ごちそうさま」の言葉も終わらぬうちにさっと席を立ち、
食器を流しに持っていき、洗い始めた。
「僕、片付け担当なので」
私がやりますといっても、いいですいいですと、
あっという間に洗い終わり、シンクまできれいに拭いて

次はお風呂にお湯を入れ始めた。
そのフットワークの軽さ!
かたやブタさん、我関せずとばかりドテ~と寝ころびTV鑑賞中。
言うまいと思ってたけど、とうとう言ってしまった。
「ちょっとアンタ! 少しは動きなさい!

ダンナさんが疲れて帰ってきてるのに、なんでアンタは何もしないの!」
「はあ? だって役割分担だもん。それに私、病み上がりだし」
「彼、家事能力高いからなんでも出来るよ」
いくら役割分担でもいくら家事能力高くても、
妻が寝転がってTV観てたらいい気はしないだろうに。
せめて、何かやる素振りぐらい見せにゃ(爆)
「オトコってのは口ではわかったようなこと言ってるけど、
ホンネはやっぱり家事はやりたくないんよ。
奥さんがやるもんだとどこかで思ってるんよ。
これじゃ何のために結婚したんだか、ひとりの時の方がよっぽど気楽で
よかったって思ってるかもよ。
そのうち愛想尽かされても知らんよ

「お母さんの時代とは違うよ。私だって働いてるし、夫婦は対等なんだから。
家事もちゃんとふたりで話し合って決めてるんだから、うちのことに干渉しないで!」
はあ~そうですか

まぁそれで彼が不満を溜め込んでなければいいけど。
私は専業主婦だったし、元夫は当然のように家のことなど何もせず、
家事労働を生産性がないと見下し、
何かにつけて「食わせてやっている」と言っていた。
エライ違いだわ~。
昔の男はアカンね

しかし、妻がズボラだと夫はマメ、
二人合わせてバランスが取れるようになっている。
夫婦とは上手い具合に出来てるものだなぁとミョーに感心してしまった。
もうちょっと気働きの出来る娘に育ってくれてたら…
ていうか、育てたのは誰やねん(爆)
まぁ良妻賢母的躾はしなかったから、これも当然の結果か^^;
こんな娘を好いてくれる彼にただただ感謝するのみですわ~

