明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

ウイルスが炙り出す差別感情

2020-02-09 | ひとりごと
マスク不足の話をLINEでしていたときのこと。

ポーランドの片田舎に滞在している友人Yちゃん、
日本からマスクを大量用意していったとのことだが、
「今は着けられない」

向こうでは、マスクは病気の人が着けるもの、という認識なので、

「着けているとウイルス感染者と思われる。
 東洋人はこの町では自分一人。 
 文化会館で日本文化を教えている先生
 とみんなわかってくれているからいいけど、
 ここ以外の町では着けられない」

ちょっと前にワルシャワに出かけた時、
マスク着用していたら、誰も近寄ってこなかったそうだ。



体操教室で聞こえてきた声。
「中国人はみんな蝙蝠やらネズミやら食べてるんやね」
「(繁華街に)もう中国人いないと思ったら中国語聞こえてくるねん。
 なんでまだいるの」

ウイルスと一緒に差別も蔓延しそうな・・・
否、もともと心の中にある差別感情があぶりだされて、
一人ひとりが試されているような・・・

心がざわつく。落ち着かない。



息子や家族の日本滞在はまた延長になり、
少なくとも息子はもう1週間、国内にとどまることになった。
家族は?
広州日本人学校のHPを見てみたら、
「3月1日まで休校」とあった。





(参考まで)
前回作ったマスクは
家にあった大判のガーゼハンカチで作ったものですが、
DAISOのガーゼハンカチ(3枚入り100円)は少し小さめのようです。
動画で紹介されている寸法より横幅を2㎝ほど短めにして、
縫い代を心持ち少なくすると
一枚のハンカチで1枚のマスクが作れました。
一回り小さい出来上がりなので女性、小顔のひとに。
ゴムは2㎝ほど長めにします。