風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

遠かった図書館が……

2016年07月17日 | 清水ともゑ帳
昨日は約半年ぶりに自分の足で図書館へ出かけました。

二度目の人工股関節置換手術は前回3月に受けたときと違い、手術創の痛みや傷の周りの筋肉の疼痛が長引き、眠れない日が続いています。
それでも、炎症の痛みに比べれば良く、物事への取り組みにも前向きになれているような気がします。

図書館へ予約していた本の順番が思いのほか早く回ってきたので、リハビリのつもりで歩いていくことに。
外出の際は、まだ杖がいるため、なるべく人通りや車の少ない細道を行きました。



路地から路地へ。
するとピンクの花のかたまりが。



河原撫子でした。
以前、俳画の課題で出されたとき、繊細な花弁を描くのが難しかったのです。

自転車なら10分もかからない距離を、ゆっくり歩いて約20分。 図書館に到着。
足の痛みが強いとき、夫に車で連れていってもらっていたのですが、そんなときでさえ、図書館の駐車場から館内へ歩くほんのわずかな距離が遠く長く感じたものでした。
自宅からここまで、多少時間がかかっても、自分の足で来れたのはうれしい限り。



帰りも同じ道を。



前回の手術のあと、退院したときは桜が満開のころ。
あれから3ヵ月、青々と繁る神社の木々の下を通ると、いっとき暑さを忘れました。