風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

実家への通い道

2020年10月07日 | さんぽ帳
昨日の朝の散歩は、目的地が思いつかないまま、気の向くままに歩くことにした。
雨は降りそうにないものの、雲の多い空に残月が。



まだほの暗さが残るなか、歩道沿いの花壇の花は明るく見えた。



巴川に架かる渋川橋まで来て、以前によく通っていた道を歩いてみようと思った。
父が認知症と診断されてから約10年間、実家と私の住まいをほぼ毎日 朝と夕に行き来した道。
その途中のまっすぐ伸びるこの一本道は、目の前に山並みが見えて私の好きな道になった。



いつも何気なく車で渡っていた橋はなんていう名前の橋だったのか気になり、そちらに向かった。
「大沢橋」と初めて知る。



……ということは、この川は大沢川か、と市内の河川のつながりを頭の中で描いてみた。



船の舳先のようになった場所に立ち、大沢川と巴川の合流地点を眺める。



散歩中、ずっと曇り空の下にいたような気がしていたけれど、帰るころには巴川の水面に明るくなり始めている空が映っていた。



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