昨日は何をしてたんだっけ?
一瞬、何も思い出せなくて、昨日が何曜日だったのかもわからず焦った。
ああ、そうだ、と記憶を引っ張り出して、思い出せなかった理由がわかり、ホッとした。
朝倉かすみ/著の『田村はまだか』に夢中になっていたのだった。
すっかり作品の世界に入り込んでいて、物語の舞台となるススキノのスナック「チャオ!」で、登場人物たちと一緒に「田村」を待っていた。
久しぶりに面白い本に出会い、一気に読んだ。
40歳になる同窓生5人が、クラス会の三次会で「チャオ!」に流れ込んできた。
そして、思い出話などをしながら、「田村はまだか」と、まだ来ぬ「田村久志」をみんなで待つ。
結末に向かうにつれ、読むスピードがどんどん増していった。
読み終わってからも、私の頭から、「田村はまだか」のフレーズが離れない。
気づくと、何度も何度も心の内でリピートしている。
インパクトの強い7音のタイトル。
「タムラ」の代わりに「ムラタ」とか「スズキ」とか「サトウ」とか、3文字の苗字をあててみるけど、やっぱり「タムラ」でなくちゃならない気がするから不思議だ。
作品の中で「エビス」の表記は、「エ」と「ヱ」で使い分けられている。
人物を指す場合は「エビス」で、ビールを指す場合は「ヱビス」としてある。
そんなところもいいなと思った。
この著者の作品をもっと読んでみたくなり、今日は『肝、焼ける』の世界に入っている。
舞台は稚内(わっかない)。
私は北海道へは一度も行ったことがないけど、昨日は札幌、今日は稚内にいる感じ。
著者は北海道出身なのだ。
しばらくは朝倉ワールドと北海道に、どっぷり浸りそう。
そして、その日の記憶はどこかに置き忘れてきてしまいそうだ。
一瞬、何も思い出せなくて、昨日が何曜日だったのかもわからず焦った。
ああ、そうだ、と記憶を引っ張り出して、思い出せなかった理由がわかり、ホッとした。
朝倉かすみ/著の『田村はまだか』に夢中になっていたのだった。
すっかり作品の世界に入り込んでいて、物語の舞台となるススキノのスナック「チャオ!」で、登場人物たちと一緒に「田村」を待っていた。
久しぶりに面白い本に出会い、一気に読んだ。
40歳になる同窓生5人が、クラス会の三次会で「チャオ!」に流れ込んできた。
そして、思い出話などをしながら、「田村はまだか」と、まだ来ぬ「田村久志」をみんなで待つ。
結末に向かうにつれ、読むスピードがどんどん増していった。
読み終わってからも、私の頭から、「田村はまだか」のフレーズが離れない。
気づくと、何度も何度も心の内でリピートしている。
インパクトの強い7音のタイトル。
「タムラ」の代わりに「ムラタ」とか「スズキ」とか「サトウ」とか、3文字の苗字をあててみるけど、やっぱり「タムラ」でなくちゃならない気がするから不思議だ。
作品の中で「エビス」の表記は、「エ」と「ヱ」で使い分けられている。
人物を指す場合は「エビス」で、ビールを指す場合は「ヱビス」としてある。
そんなところもいいなと思った。
この著者の作品をもっと読んでみたくなり、今日は『肝、焼ける』の世界に入っている。
舞台は稚内(わっかない)。
私は北海道へは一度も行ったことがないけど、昨日は札幌、今日は稚内にいる感じ。
著者は北海道出身なのだ。
しばらくは朝倉ワールドと北海道に、どっぷり浸りそう。
そして、その日の記憶はどこかに置き忘れてきてしまいそうだ。