カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

マイ箸ブームに異議あり

2008年08月29日 | Weblog
管理人です。

割り箸を使わないようにしよう。割り箸の代わりにマイ箸を持ち歩くのがブームだそうだ。みんなが割り箸を使うのをやめれば、何万トンもの木材が伐採されずにすみ、この木材があれば何軒もの家が建つそうだ。果たして、そうなのだろうか。

つくづく、イメージ戦略だなぁと思う。本当に、地球に優しいのか、環境に優しいのかどうかは、私たちコンシューマーにとってイメージでしかない。検証するすべがないから。イメージを抱かせることで満足させ、ブームを作り出す。

割り箸は、日本の食文化の一部だと思う。少なくとも、私の子供の頃まではそうであったように思う。めったにない外食の象徴が割り箸だった。(詳しくは赤瀬川源平を読むべし)

今のエコブームに共通していることだが、まるで主体がないのだ。環境には主体が必要なのです。誰の為の環境なのかを曖昧にしたままなのだ。私が思うに、エコシステムというより、エコノミーのためのエコブームのような気がする。エコとエコ。語源は同じなのに。

マイ箸よりも、弁当をつくろうよ。弁当箱には最初から箸が付いている。割り箸では、家は建たないのだから。
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不採択

2008年08月23日 | Weblog
管理人です。

本日、申請していたエフコープ環境助成金の不採択通知が届きました。残念です。内容を検討して、今度は違う助成先に申請してみるつもりです。
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カエルの鳴き声モニタリング調査

2008年08月21日 | Weblog
管理人です。

昨日、カエルの鳴き声モニタリング装置のメンテナンスの為、久しぶりに元岡へ行きました。
猛烈は日射しは消え、涼しい風が吹いていました。秋ももうすぐ。生物多様性保全ゾーンの風景が落ち着いて来たように思われます。随分と里山らしくなったものです。
カエルの鳴き声モニタリング調査の結果は、良好!
どうやら、ツチガエルも定着しているようです。「ギュウ・ギュウ」という鳴き声が録音されていました。エクセルファイルでは、一年間の定点観察を行い、カエルの種類と数を記録する予定です。これにより、数多くのことがわかることでしょう。楽しみです!
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機械化

2008年08月14日 | Weblog
管理人です。

今年の夏も暑いですね。去年までは、この暑さのなか、カメ調査を行っていました。何度か、暑さで倒れそうになりながら。
でも今年は違います。今年は、私に代わって「カエルの鳴き声モニタリング装置」が、働いてくれています。有難いことです。

全てを機械化することには反対ですが、可能な部分は機械にモニタリングをお任せするのも良いでしょう。画像のモニタリングは機材にお金がかかりますが、音声モニタリングであれば、無理なく始められますし、続けられます。今は、この「カエルの鳴き声モニタリング」調査をまとめる、調査シートを作成中。フィールド・ワークとデータ整理などのデスクワークを、バランスよくこなして行きたいものです。
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機能性下着

2008年08月04日 | Weblog
管理人です。

毎日、猛暑日が続いています。普段、屋内作業をしている人が(学生も同様)、急にフィールド・ワークを行うと危険度が増します。
紫外線・危険な生物などの他に、暑さが加わるからです。出来れば、この時期のフィールド・ワークは中止した方が良いでしょう。どうしても、屋外活動をしなければならない場合は、紫外線対策と虫除け対策、熱中症対策を講じて下さい。紫外線対策では、帽子・サングラス・日焼け止め等。虫除け対策では、虫除けスプレーを露出した肌や靴・ズボンにも。熱中症対策では、充分な水と塩とミネラル補給。サマータイムの導入など。私はこの時期、一度でもフィールド・ワークを行うと、必ず身体中に汗疹が出来ます。治るまで3週間はかかります。そこで、先日機能性下着なるものを購入しました。パンツとシャツ、靴下です。これで快適なフィールド・ワークが行えれば良いのですが・・・
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九大ミーティング

2008年08月02日 | Weblog
管理人です。

昨日、九大箱崎キャンパスで、九大伊都キャンパスの緑地保全にかかわる団体、および関係者の打ち合わせ会(勝手に九大ミーティングと名付けました)に、S君と2人で参加して参りました。
議題は、伊都キャンパスの竹伐採計画と生物多様性保全ゾーンの呼び名について。会議の内容もさることながら、関係者が集まったことに意義を感じました。今まで7年間もの間、何の調整も無く、各団体が勝手に活動して来た訳ですから。
今回、調整役をしてくださった、新キャンパス計画推進室のMさまにお礼申し上げます。
有り難うございました。

次は、活動の拠点となる「里山再生センター」を建てるぞ!
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