管理人です。
仕事を終えてそのまま飛行機に飛び乗り、
千葉県香取市佐原にある「伊能忠敬記念館」に行ってきました。
展示物も素晴らしいのですが、
国宝指定となった関係資料集が良かったです。
図録も1冊千円で販売されていましたので、
もちろん購入しました。
忠敬の人となりをしるした、
偉人のうらがわでは、
「歯痛・咳・痔に苦しむ」であるとか、
「細かすぎる上司だった忠敬」
「弟子には厳しいが孫には優しい」
「嫌われる勇気」など、
かなりの変人ぶりがうかがえて嬉しくなりました。
そうだようなぁ。
(いい意味で)変人でなければ成し遂げられなかった偉業でしょう。
子午線一度長を知りたくて、
踏み出した踏査の旅。
最後は歯が一本だけになってしまっても、
緯度1度の距離を28里2分(約110.75km)と算定したときには、
忠敬の頭のなかに、
巨大な地球の姿が浮かんでいたことでしょう。
その後、
シーボルト事件が起きてしまうのですが、
彼の死後であったことが唯一の救いです。