中国原産のキウイフルーツがニュージランドで品種改良され、日本に登場したのが1960年代と言われています。
今では国内各地で生産されるようになり、すっかりお馴染みの果物になりました。
品種も、作付面積の9割以上を占めている「ヘイワード」を始め「ゴールデンキウイ」
「ベビーキウイ」「アップルキウイ」など、多くを目にするようになりました。
私も「キウイフルーツの栽培」をしており、過去2回に亘って開花から幼果までを
ご紹介しました。
今日は第3回目としてキウイフルーツの「栄養と効能」についてご紹介します。
・6月7日:開花から半月ほど経ったキウイの「幼果」です。 色はまだ緑色です。
・上記から約2ヶ月経過したキウイです。 果実の色も茶色になりキウイらしくなり
ました。
現在のサイズは長さ6cm、横径4cm程です。
今日のテーマである「キウイフルーツの栄養と効能」についてご紹介します。
・「栄養(100g中)」と「効能」
・ビタミンC(69mg)が多いので風邪の予防に効果的と言われています。
・カリウム(290mg)も多く含まれており高血圧、動脈硬化、糖尿病の予防効果
が期待できるそうです。
・食物繊維(2.5g)が多く便秘改善にも有効とされ、ビタミンCとの相乗効果で美容
にも良いと言われています。
・消化を促進するアクチニジンなどが含まれているようです。
特にアクチニジンはたんぱく質の分解酵素で、肉料理や魚料理と一緒に食べる
と消化吸収を助けて消化不良による胃のもたれ、胸やけを防ぐ効果がある
そうです。
こうして調べてみるとキウイフルーツは健康に良い果実ですね。
果糖も心配でしょうが、カリウムに期待してたくさん食べましょう。