今日は、夏バテ防止の効果があると言われている「オクラの健康効果」について
ご紹介します。
「オクラ」はアオイ科、トロロアオイ属の植物で、和名を「アメリカネリ」と言います。
他にも「陸蓮根(おかれんこん)」の異名もあるようです。
・「オクラ」の原産地はアフリカ東北部(エチオピアが有力)とされています。
エジプトでは紀元前元年頃には既に栽培されていたそうです。
・日本には明治初期に入ってきたと言われています。
・「オクラ」の花です。
ハイビスカスによく似た、黄色と紫が鮮やかな花です。
・「オクラ」は、開花後2~3日でこの位の大きさになります。
・「オクラ」の畝です。
・収穫できるくらいに生長した「オクラ」です。
収穫は開花後3~4日程の柔らかいものを収穫します。
「調理」
・酢のもの、和え物、天ぷら、スープなどにして食べています。
・さっと茹でて(2分間茹でるのが一番美味しい食べ方と言われています)小口切りに
し、醤油と鰹節をかけて食べるのも美味です。
「栽培方法」
・オクラは2本立てで育てます。
1本より2本立てにして競争させる方が収穫が多くなるそうです。
・乾燥を嫌うので水遣りは欠かせません。
「栄養素と健康効果」
・栄養素はカロチン、食物繊維、ビタミンA,B1,B2,C,ミネラル、カルシウム、
カリウムなど豊富に含まれており、夏バテ防止、便秘・下痢に効く整腸作用など
が期待できるようです。
・オクラを刻んだときのネバネバは、べクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維
でコレステロールを減らす効果があるとされています。
・べクチンには他にも血圧を低下させる作用や動脈硬化、糖尿病などの予防に効果
があると言われています。