らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

官庁御用始め

2011-01-04 | 雑学
新年明けましておめでとうございます。

都合により、正月3が日はブログの書き込みを休ませていただきました。
今日から再開しましたので、引き続きご愛読くださいますよう宜しくお願い致します。

昨年は「トラ千里を走る」と言われ、期待された「寅年」でしたが、菅政権の無策によって国内外の信頼を失った1年となりました。
今朝のニュースによれば、世界各地の2011年最初の株式市場はアメリカのNYダウやアジア、ヨーロッパの各株式市場において昨年末比大きく上昇して取引が始まったそうです。
日本も今日が「仕事は始め」で、2011年の本格的なスタートを切ります。
今年の干支は「卯年」です。
民主党は党内抗争に明け暮れるのではなく、国民のための政治を行ってもらい、今年こそはウサギが跳ね上がるように日本の景気回復を実現して欲しいものです。

さて、今日は官庁の「御用始め」について調べました。
官公庁の「御用納め」「御用始め」の由来は、138年前の1873年(明治6年)1月7日に、通称「休暇日の件」と呼ばれる官吏の休暇日を定めた太政官布告第2号「休暇日を定ム」の法律が制定されたことに因みます。
それによれば、
・ 1月1日から1月3日、・ 6月28日から6月30日、・ 12月29日から12月31日 が休暇日とされており、爾来、この法律が拠り所となり、官公庁が年末年始に休むようになりました。
 なお、6月28日から6月30日の休暇については法律が制定された同じ年の明治6年6月23日太政官布告第221号によって取り消されたため、この休暇は実現することなく消滅したそうです。
 この「御用納め」「御用始め」の呼び方は、現在では民間企業と同じように「仕事納め」「仕事始め」と呼ばれているようです。

「仕事始め」は、元々は、1月2日に年が明けて初めて仕事をすることで、当日は普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うのが一般的な慣わしでした。
この日には、農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅などを供え、山村では、山の神を祀り、木の伐り始めを行い、更に、漁村では、船霊を祀って舟の乗り始めを行い、商家では仕事始めに初売りや初荷を行ったそうです。