今日は自宅の窓越しにウォッチした可愛いメジロをご紹介します。
我が家の庭には毎年この時期にメジロのつがいがやって来ます。メジロ以外にもヒヨドリや、雀も庭に舞い降ります。
その飛来目的は、フェンスに這わせているチロリアンランプの花の蜜を吸うためです。餌の少ない冬場は野鳥たちにとって貴重な栄養源なのでしょうね。
特にメジロは花の蜜を求めて殆ど毎日、しかも一日に数回飛来することもあります。
蜜を啄(ついば)む様はとても愛らしく、居ながらにして「バードウォッチング」が楽しめ、毎日の飛来を楽しみにしているところです。
・フェンスに止まって周りの様子を窺っているところです。
「メジロ(目白)」はスズメ目、メジロ科に属する鳥です。全長は12cm前後とスズメよりやや小さめです。
分布は日本や中国などの東アジアから東南アジアまでの広範囲にわたって生息する留鳥です。
留鳥とは、年間を通して同じ場所に生息する鳥のことを言います。
・ガラス越しに7~8倍位のズームでシャッターを切りました。タイミングよく正面から撮影することができました。
メジロは緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色で、名前の由来となっている目の周りの白い輪が特徴の野鳥です。
この目の周りの白い輪は英名の謂れにもなっているようであり、英名では、「Japanese White-eye」といわれています。
・蜜をついばむ直前です。
メジロは和歌山県と大分県の県鳥に指定されているそうです。因みに大阪府の府鳥は「モズ」です。
・チロリアンランプの花の蜜をついばんでいるメジロです。
メジロは梅の花にもよく飛来することからウグイスと混同されやすいようですが、ウグイスは「声は聞けども姿は見せず」とよく言われるように、警戒心が強くて藪の中からめったに出てきません。
それに比べてメジロは警戒心が緩く、観察しやすい野鳥です。
・(参考)これがウグイスです。