今日1月6日は昔から「六日年越し」と言われています。そして二十四節季の「小寒」であり、また今日から「寒の入り」となります。
そこで今日はこれらについて調べました。
「六日年越し」
年越しは、12月の大晦日が一般的ですが、昔は1月6日、1月14日などにも行われていました。
これは、元日より6日までを松の内と言い、6日の夕方に門松や注連縄(しめなわ)を取り払うので、年を超えたという気持ちから1月6日を「六日年越し」と言っています。
また、1月14日は、「十四日年越し」として、正月のことが大方終わり新年を超えたとして祝う行事で、関西の一部の地域では現在でもこの日までが「松の内」、15日が小正月、2番正月の行事が行われているようです。
「小寒」
「小寒」は二十四節気の一つで、太陽の黄経が285度を通過する瞬間を言い、その意味は、寒さが最も厳しくなる前とか、寒さが加わる頃とされています。
暦便覧にも「冬至より一陽起る故に陰気に逆らう故、益々冷える也」と説明しています。
本格的な寒さではないと言われていますが、実際にはこの頃になると寒さは厳しくなってきます。
今朝の大阪地方は暦通りの寒さとなり、最低気温が2度と底冷えのする朝を迎えています。
「寒の入り」
「小寒」の今日が「寒の入り」です。
そして「小寒」後15日が「大寒」、「大寒」後15日が「立春」です。「立春」の前日が「節分」となります。
「小寒」から「節分(立春の前日)」までを「寒(かん)」とか「寒中」、「寒の内」と言い、暦の上でも、また実際にも、一年の内最も気候が寒く、気温の低い時期といわれています。
寒中見舞は「小寒」のこの日から出し始めます。