らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

京都御所(その6)」「御三間」

2011-04-15 | 旅行

「京都御所」春季一般公開の参観シリーズ6回目の今日は「御涼所」、「御三間」と庭園をご紹介します。

「御涼所(おすずみしょ)」
御涼所(おすずみしょ)は、天皇の夏季の納涼のための御座所として使われた建物です。
東からの風を受けるために東面が広く造られ、奥には茶室を備えています。


「御三間(おみま)」
「御三間」は、上段、中段、下段の三間よりなる建物で南と西に御縁座敷があります。
ここでは涅槃会(ねはんえ)、茅輪、七夕や盂蘭盆(うらぼん)などの内向きの行事が行われました。

・上段の間の襖絵で、住吉弘貫(すみよしひろつら)の朝賀図です。


・中段の間の襖絵で、駒井孝礼(こまいこうれい)の賀茂祭群参図(かもさいぐんさんず)です。


・下段の間の襖絵で、岸誠(がんせい)の駒引図です。


・出口付近の庭園です。参観した4月7日は桜が満開でした。


・同じく出口付近の庭園のしだれ桜です。


「清所門」
清所門(せいしょもん)は一般公開の出口になります。 
この門は普段から皇宮警察が門番として常駐しています。


「京都御所」の一般公開参観シリーズは今日で最終となります。
明日からは世界遺産「二条城」をご紹介します。