今日は比較的珍しい「シロヤマブキ(白山吹)」の花をご紹介します。
時代劇で山吹色と言えば、悪代官につきものの“山吹色のお菓子(小判)”に例えられる黄金色のことですが、ヤマブキの花も同様にオレンジに近い濃い黄色をしています。
しかし、今日ご紹介する「シロヤマブキ(白山吹)」は名前の通り純白で清楚な花です。
・鉢植えの「シロヤマブキ(白山吹)」です。
「シロヤマブキ(白山吹)」の原産地は日本、中国で、国内では岡山県を中心とした中国地方の石灰岩地などでごく稀に自生しているようです。
このため、環境省の地域ごとのレッドリストに絶滅が心配される植物として掲載されているほど貴重なものです。
・緑の葉と白い花のコントラストが素晴らしい「シロヤマブキ(白山吹)」です。
名前は、山吹に似ていて白い花であることに由来していますが、山吹とは異品種で、その違いは、山吹は5弁で「シロヤマブキ(白山吹)」は4弁の花です。
・純白の花はどことなく気品があってとても美しいです。