サトイモの花が咲きました。
国内での開花は非常に珍しいと言われていますが、私の畑では3年連続蕾がつき、今年初めて開花しました。
今日は珍しい「サトイモの花」をご紹介します。
・サトイモの畝です。
サトイモはもともと熱帯の植物なので、暑さや日照などの条件によって咲くことがあるそうですが、国内での開花は非常に珍しいそうです。
奈良県のHPによると、「サトイモは原産地が熱帯アジアなので、日本では温度や気象条件などが合わないと開花しない。その条件とは、高温、多湿、多雨が重なり、生育のよいものに着花する」と書かれていました。
このため九州などでは時々咲くことがあるようですが、奈良県では10年~20年に一度あるくらいの大変珍しい現象だそうです。
翻って、大阪南部・熊取町の今年の気象は高温ではあったものの多雨、多湿の自然条件は満たしていません。
しかし、乾燥防止の為、朝と夕の一日2回、サトイモの株元と畝の溝に水を流し込み、常に畝が湿っている状態を保ったことが、多湿、多雨の開花条件に当てはまったのではないかと思われます。
・これが開花したサトイモの花です。
毎日の水遣りが珍しい開花に繋がったとすればこれほど嬉しいことはありません。
家庭菜園では収獲以外にもこのような希有な現象に出会える楽しみがあるものですね。
・上から見たサトイモの花です。