日本の国民食とも言える食べ物にカレーがあります。
しかし、カレーを作るには、具材を炒めたり、煮込んだりと結構手間がかかります。
その手間を省いて、僅か10分ででき、しかも、炒めず、煮込まずに甘みやコク、トロみを付けることができるというスゴ技を、先日、某テレビで放送していたので、今日はその技をご紹介します。
「甘酒を使った「激うまスピードカレー」
カレーのタイトルは、「甘酒を使った激うまスピードカレー」です。
このカレーは、米麹から作った甘酒を使い、炒めなくても、そして長時間煮込まなくても、火を入れて僅か10分で旨味とコクと甘みとトロみのある完璧な美味しいカレーを、あっという間に作ることができると言うものです。
「材料」
カレーの材料(4人分)は、ジャガイモ2個とニンジン1本、タマネギ1個、昆布水200ml、甘酒300ml(米麹から作ったもの)、豚肉300g、トマト2個、レンコン150g、味噌大さじ2杯、カレー粉大さじ3杯です。
「作り方」
まず、鍋にジャガイモとニンジンとタマネギを入れ、さらに昆布水(お酒でもOK)を入れて、野菜に火が通るまで煮ます。
次に甘酒を入れます。
そして、豚肉とトマト、レンコン、味噌、カレー粉の順に鍋に入れていき、艶が出るまで煮ます。
火を入れてからおよそ10分経つと出来上がりです。
「甘酒効果」
番組では出演者がスタジオで食べていましたが、皆さんが「美味しい」「コクがある」「甘いです」と言っていました。
旨味やコク、甘み、トロみを出せる秘訣は甘酒で、甘酒には麹の甘味と旨味がぎゅっと凝縮されており、でんぷんのドロドロがあるのでトロみを付けることができ、美味しいカレーになるようです。
確認のために番組では、味覚センサーでタマネギを炒めたカレーと甘酒カレーを比較していましたが、甘みも旨味もコクも全てにおいてタマネギを炒めたカレーを甘酒カレーが0.2ポイント上回るという結果が出ていました。
0.2ポイントの差は、約95%の人が認識できる差だそうです。
「甘酒を使った激うまスピードカレー」、一度お試しになっては如何でしょうか?