昨日、ネバネバ野菜の「オクラ」をご紹介しましたが、今日もまたネバネバ野菜で、
栄養価の高い「モロヘイヤの栄養と効能」についてご紹介します。
・私が栽培している「モロヘイヤ」の畝です。
・収穫
茎の先の柔らかいところを10㎝ほど手で摘み取り収穫します。
「栄養と効能」
・「モロヘイヤ」はビタミンA、B1,B2,C,カリウム、カルシウム、鉄などが豊富に
含まれており、「健康緑黄色野菜」の代表といわれています。
・「モロヘイヤ」に含まれるこれらの栄養素は、疲労回復、動脈硬化やガンの
予防、風邪の予防、更にはコレステロールを低下させるなどの効果が期待
できると言われています。
・特にカロチンは100g中に含まれる量が野菜の中で1番であり、人参の1.4倍もある
そうです。
・また、カルシウムは骨粗鬆症の予防や中枢神経を鎮め、イライラ感やストレス
解消に有効といわれています。
・そして、カリウムは高血圧予防に役立ち、加えて鉄も豊富なので貧血予防に期待
がもてます。
・さらに、ビタミンAは粘膜を丈夫にし老化防止に効果的のようです。
こうして詳しく調べてみると「モロヘイヤ」はすごい野菜ですね。
正に「健康緑黄色野菜」の代表の名のとおり、価値ある野菜のようです。
「調理法」
・豚肉と一緒に食べたり、「天ぷら」など、油を使用する料理がお奨めです。
(ビタミンAは油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。)
・他には、「モロヘイヤとツナのおひたし」、「モロヘイヤとトマトのスープ」などが
手軽にできる料理でしょう。
今日は、夏バテ防止の効果があると言われている「オクラの健康効果」について
ご紹介します。
「オクラ」はアオイ科、トロロアオイ属の植物で、和名を「アメリカネリ」と言います。
他にも「陸蓮根(おかれんこん)」の異名もあるようです。
・「オクラ」の原産地はアフリカ東北部(エチオピアが有力)とされています。
エジプトでは紀元前元年頃には既に栽培されていたそうです。
・日本には明治初期に入ってきたと言われています。
・「オクラ」の花です。
ハイビスカスによく似た、黄色と紫が鮮やかな花です。
・「オクラ」は、開花後2~3日でこの位の大きさになります。
・「オクラ」の畝です。
・収穫できるくらいに生長した「オクラ」です。
収穫は開花後3~4日程の柔らかいものを収穫します。
「調理」
・酢のもの、和え物、天ぷら、スープなどにして食べています。
・さっと茹でて(2分間茹でるのが一番美味しい食べ方と言われています)小口切りに
し、醤油と鰹節をかけて食べるのも美味です。
「栽培方法」
・オクラは2本立てで育てます。
1本より2本立てにして競争させる方が収穫が多くなるそうです。
・乾燥を嫌うので水遣りは欠かせません。
「栄養素と健康効果」
・栄養素はカロチン、食物繊維、ビタミンA,B1,B2,C,ミネラル、カルシウム、
カリウムなど豊富に含まれており、夏バテ防止、便秘・下痢に効く整腸作用など
が期待できるようです。
・オクラを刻んだときのネバネバは、べクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維
でコレステロールを減らす効果があるとされています。
・べクチンには他にも血圧を低下させる作用や動脈硬化、糖尿病などの予防に効果
があると言われています。
大阪のナスは泉州地方で栽培され、近年、全国的に有名になった「水ナス」がありますが、この「鹿児島白ナス」は「水ナス」ほどではありませんが果肉が柔らかく、
炒め物や焼き茄子、煮物等に最適な野菜です。
我が家ではこれを毎年栽培しています。
・これが「鹿児島白ナス」です。
「白茄子」と言っても茎、葉、そしてナスも全て緑色をしています。

・「白ナス」の花です。
花の色は薄紫で下の「千両ナス」の花と殆ど変わりません。
このナスの花弁は6角形をしています。

・「千両茄子」の花です。
花の色は上の「白ナス」と殆ど変わりません。
花弁は5角形をしています。

・「収穫」
5本植えていると、次から次へと収穫ができます。
このナスも晩秋まで収穫ができるので重宝してます。

・「果肉」
ナスの果肉は白色でマシュマロのような感じです。

(一言メモ)
・ナスの原産地はインドと言われており、日本には中国を経て奈良時代に渡来した
ようです。
・栄養素は95%が水分で、カロリーは低いそうです。
・ナスは油と相性がよく揚げ物、炒め物、焼き茄子、煮物、汁物などで美味しく頂け
ます。
「ナスに纏わる諺」
たくさんありますが、よく知られているものの一部をご紹介します。
・「秋茄子(あきなすび)嫁に食わすな」
本来の意味は、嫁の身を思う姑が、秋茄子を食べると体が冷えるし、秋茄子には
種子が少ないことから、子宝に恵まれないことを案じて言っている諺です。
・「一富士、二鷹、三茄子(なすび)」
これはめでたい夢の順序を言ったものとされていますが、科学的には何の根拠も
ありません。
この続きに「四扇、五煙草、六座頭」とあり、駿河の国の名物を言ったものと言う
説が妥当と言われています。
その一方で、「富士」は日本一高い山であり、空中を舞う「鷹」は他の鳥より高い
ところを飛び、三の「なすび」は、「成す」即ち成功する、大願成就に通じるの意味
とする説もあります。
他にも「ナスの早枯れは凶作」など、たくさんの諺が残っています。
「鶏頭(けいとう)」は花の形により次の4系統に分類されます。
・トサカ系 (トサカゲイトウ)、
・クルメ系 (久留米ゲイトウ)、
・プルモーサ系 (羽毛ゲイトウ、房ゲイトウ)、
・チャルジー系 (槍ゲイトウ、玉咲きゲイトウ)
畑に植えている鶏頭はチャルジー系(槍鶏頭)です。
・これがチャルジー系の「槍鶏頭」です。


・ケイトウ(鶏頭)の名前は、鶏の鶏冠(とさか)のような形をした花序に因んでつけ
られたようです。
・これは「トサカ鶏頭」です

・原産地は東南アジアからインドで、日本には古代に中国を経て渡来したと言われ
ています。
・万葉集にも次のように詠われており、古くから日本に伝わっていたことが窺われ
ます。
「わが屋戸に 韓藍(からあい)蒔き生し 枯れぬれど
懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ」 山部赤人
(注)この韓藍(からあい)は「鶏頭」の別名だそうです。
・また、江戸俳諧中興の祖といわれる「与謝蕪村」も、鶏頭(けいとう)について次の
句を残しています。
「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」 与謝蕪村
コスモスの開花には少し早いですが、「黄花コスモス」が畑に咲いていますので
ご紹介します。
・「黄花コスモス」はメキシコ原産で、一年草です。
・日本には大正時代に伝わったと言われています
・花は一重または半八重で、葉の切れ込みが粗く、草丈は1メートル位で、 コスモス
より一回り小さい花です。
(画像の左側から花の上部に見える細く茂った葉がコスモスです。
手前の切れ込みのある葉が「黄花コスモス」の葉です)
・黄色の「黄花コスモス」です。
・八枚の花弁が整然とした、きれいな黄色の「黄花コスモス」です。
・同じくオレンジ色の「黄花コスモス」です。
(一口メモ)
・「コスモス」の由来
スペイン人がメキシコの高原に咲くコスモスを見つけて持ち帰り、マドリードの植物
園長ガバニレスがギリシャ語の秩序、調和、美などという意味のコスモス
(Kosmos)、と命名したそうです。
・日本には江戸時代末期に種子が伝わりましたが、本格的に広まったのは明治時
代になってからで、明治末期には全国各地で栽培されるようになったと言われて
います。
・コスモスは品種改良により多くの新品種が作られているようですが、在来種は
白色、ピンク、紅色の3種のようです。
・コスモスを和名で「秋桜」と書くのは、この花が秋に咲き、花弁が桜に似ていること
からつけられたと言われています。
この花はシソ科の多年草で、別名を「テキサス・セージ」と言います。
原産地はブラジルで、日本には明治12年頃に渡来したと言われています。
「サルビア・コッキネア」には赤色の「レディインレッド」、白色の「スノーニンフ」、そして白色とピンクの「コーラルニンフ」と言う品種があります。
私の庭に咲いている「サルビア・コッキネア」は、白色とピンクの「コーラルニンフ」という品種です。
草丈は25~50cm位の小さな花です。
サルビアの仲間は世界中に750種以上あると言われています。
その多くの種類が花壇用や切り花、香辛料、薬用に栽培されているそうです。
・サルビア・コッキネアの白色とピンクの「コーラルニンフ」です

・花の上側が白色で、下側がピンク色のきれいな「コーラルニンフ」です。
この花は、桜のようなきれいなピンク色をしていることから「チェリーブロッサム」
と言う品種名でも呼ばれているそうです。
・アップした「コーラルニンフ」の花です。

サルビアは和名で「緋衣草(ひごろもそう)」と言い、「コーラルニンフ」とは珊瑚の
妖精と言う意味だそうです。
正に妖精のようなかわいい花ですね。
「終戦の日」とは、盧溝橋事件以来の対中戦争及びそれに付随しておこった東南
アジア各地域を植民地にしていた欧州との戦争、そして太平洋戦線の終結した日を言います。
枢軸国(日本、ドイツ、イタリアなど8カ国)のうち、最後に降伏した国は日本である
ため、同時に、第二次世界大戦終結の日でもあります。
「終戦の日」は、ポツダム宣言の受諾通告と、終戦の詔書の発布のあった8月14日や、ポツダム宣言受諾の降伏文書に調印した9月2日、或いはそれらの日の翌日の8月15日、9月3日などとされます。
国際法上は講和条約発効の1952(昭和27年)年4月28日を以って第二次世界
大戦は終結するようです。
日本が占領下にあった1951年ごろまでの新聞紙上では、9月2日を「降伏の日」や「降伏記念日」或いは「敗戦記念日」などと呼ばれていたそうです。
現在、日本では、玉音放送が行われた8月15日を一般に「終戦記念日」或いは
「終戦の日」と称し、政府主催の「全国戦没者追悼式」が開かれています。
(ウィキペディアより)
今日の政府広報には
「本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です」
「国民の皆様には職場や家庭などで
戦没者に対して正午から一分間の黙祷をお願いします」
となっています。
(一口メモ)
「玉音放送」とは
「玉音」とは天使の声のことで、「玉音放送」とは天皇陛下の肉声(玉音)を放送
することです。
昭和20年8月15日の「玉音放送」の冒頭は
「朕は帝国政府ヲシテ、米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告
セシメタリ」・・・・・・・・・・・・
「堪ヘ難キヲ堪へ、忍ヒ難キヲ忍ヒ」の部分が特に印象づけられて有名です。
今日は関西では珍しい「ひょうたんカボチャ」をご紹介します。
一昨年、鹿児島出身の農園仲間から「ひょうたんカボチャ」を数本頂き、その種を
昨年植え付けたところ、食べきれないくらいたくさん収穫できました。
家庭菜園では「日本カボチャ」や「西洋カボチャ」の栽培は秋までに蔓が枯れて収穫が終わりますが、このカボチャは晩秋まで実をつけるので非常に重宝します。
・ひょうたんカボチャの「雌花」です
花の下にひょうたんの形をした幼果がついています。雄花の花粉を受粉後、この
幼果が肥大していきます。

・棚の下に「ひょうたんカボチャ」が実っているところです。
この画像は棚に生らせていますが、地を這わせれば蔓の節から根が出ていつまで
も蔓に勢いがあり、遅くまで実をつけます。

・収穫した「ひょうたんカボチャ」です。
黄色く色づいていますが、もう少し青みがある段階で収穫するほうが柔らかくて
美味しいと思います。
右側の細いところは果肉で種はなく、左側の丸く膨らんだところに種があります

・「カボチャの栄養分と健康効果」
カボチャはカロチンを始めビタミンB,C,Eや食物繊維、カリウムなどの栄養分を
豊富に含んだ野菜です。
特にカロチンは喉や口などの消化器官の粘膜を丈夫にして風邪に対する抵抗力
をつける効果があるそうです。
また抗酸化作用があって活性酸素を除去し、がん細胞の発生を防ぎ、免疫機能を
高めると言われています。
昔から「冬至にカボチャを食べると長生きする。」と言われているように、健康に
良い野菜でとして言い伝えられています。
先人の教えに従い、カボチャを食べて健康を維持しましょう!
今日8月13日から16日までは月遅れの「お盆」になります。
高速道路を始め、鉄道、航空など交通機関の混雑がピークを迎えています。
今では「お盆休暇」はすっかり夏のバカンスとして定着してきた感があります。
しかし、お盆は歴とした宗教行事の一つです。
「お盆」は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、「盂蘭盆経」に出てくる物語に由来しています。
その物語とは
『餓鬼道に落ちて逆さ吊りにされて苦しんでいる母を救うために、お釈迦様の弟子
であった目連尊者(もくれんそんじゃ)が、夏の修行期間の明ける7月15日に、多く
の僧たちに飲食物を捧げて供養したことにより母が救われた』
と言う話から「お盆」の言葉が生まれたというものです。
このように「お盆」には先祖を供養して苦しみの世界から救うと言う意味があります。
レジャーも重要ですが、せめてこの日だけでも家族揃って、しきたりに従い、先祖を
供養して欲しいものです。
「浄土真宗のお盆」
一方、浄土真宗においては、死後先祖はすべて浄土に往生していると説いている
ので、先祖供養という意味合いはありません。
阿弥陀如来のご恩と先祖の恩に感謝を新たにします。
「仏事」
・家族揃ってお墓と仏壇・仏具の掃除します。
・打敷を掛け、過去帳を並べます。花を差し替え、仏飯と小餅を供えます。
・15日、16日にはお坊さんにお経をあげてもらい、故人を偲ぶなどの法要をする
ようです。
(一言メモ)
・「盆の起源」
日本では推古天皇の606年頃に始まり、鎌倉、平安時代には定着していたそう
です。
・江戸時代に入ると民間行事として盛んになり、「盆礼」と言って親戚、知人の家を
訪ねて進物を贈答するようになります。
その「盆礼」が現在の「お中元」に繋がっていると言われています。
・盆の期間は7月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間を言います。
(月遅れのお盆は8月13日~16日)
・13日の「迎え盆」に故人を家に迎え、その後、棚経といって僧を招いて読経し、
供養します。
・15日の「お盆」の翌日、16日の晩に寺社の境内に老若男女集まって踊るのを
「盆踊り」と言います
・16日の「送り盆」で故人を彼岸に送ります。
8月に入り夏祭りのシーズン到来と共に、いま全国各地が賑わっています。
先日は「東北の三大祭」として有名な「青森ねぶた祭り」や「秋田竿燈祭り」それに 「仙台七夕祭り」のニュースが流れていました。
四国にもよく知られた有名なお祭りがあります。
一つは昨日書いた高知の「よさこい祭り」、二つ目は今日から始まる「阿波踊り」、そして三つ目は愛媛県新居浜市の「新居浜太鼓祭り」(10月16日~18日)です。
いずれもよく知られたお祭りで、これら三つのお祭りを「四国三大祭」と呼んでいるそうです。
今日はその中の「阿波踊り」について調べてみました。
「阿波踊り」は徳島県内の各市町村で行われますが、最も有名なのは県内最大
規模で行われる徳島市の「阿波踊り」です。
マスコミで取り上げる「阿波踊り」のニュースと言えば、その殆どが徳島市の「阿波踊り」のようです。
日程も各市町村によってまちまちですが、徳島市の場合は8月12日から15日まで行われます。
・徳島市内の阿波踊りです。 (以下、画像は徳島市HPより)
阿波踊りの起源は、
・盆踊りからとする「盆踊り起源説」
・風流踊りを原型とする「風流踊り起源説」
・「築城起源説」と言って、徳島城落成の祝賀行事として城下の人たちが踊ったのが
始まりとする等、諸説があるそうです。
いずれにしても400年の歴史と伝統を誇る徳島の夏祭りです。
・「踊る阿保に見る阿保、同じ阿保なら踊りにゃ損損」
よく知られたお囃子と軽快なリズムについつい浮かれてしまいます。
「参考」
有名な「三大祭り」で、よくニュースに流れるお祭りを書いておきます。
・京都の三大祭
葵祭り(5月)、 祇園祭(7月)、 時代祭り(10月)
・東北の三大祭
青森ねぶた祭り(8月2日~7日)、秋田竿燈祭り(8月3日~6日)
仙台七夕祭り (8月5日~8日)