今日も雨、梅雨入りしたのですから雨が降っても当然ですが
何故か私は雨が降ると、手の混んだ料理が作りたくなるのです。
手の混んだ料理・・・例えばケーキを焼きたくなるのですが
その焼きあがったケーキを、私が食べる訳では無いのです。
自分でケーキを焼くと材料に何を使い、それらの材料のカロリーの高さを知ってるので
恐くて食べれないのです
焼きあがったケーキは冷凍して、姉妹や友達にあげたりするのですが
今はそれも飽きて、最近では映画を観に行くようにしてます。
行くようにしています・・・と変な言い回しですが、要するに暇が嫌いなのです。
思い起こせば(大袈裟な)子供の頃から、次に遣る事が決まってないと
常に遣る事を探してました
遣る事が見つかると、すぐに取り掛からないと気が済まず
次々と沢山あると、頭の中で順番を付け急ぎのものから遣っていきますが
困るのは遣る事が見つからない時です
若い頃は昼寝が出来たのですが、今のように時間がふんだんにあるのですから
何も急いで遣る必要が無いので、昼寝でもすればいいのですが・・・
老人?の仲間入りした頃から昼寝が出来なくなりました。
晴れていれば庭に出て草むしりも出来ますが、雨となるとそれも出来ず
PCにも手芸にも飽きた時には、気分転換に映画に行くようにしてます。
今日も映画に行って来ました。
その映画の名前は「64ロクヨン」の後編を見てきました・・・こちら
前編は5月に見てきましたが、これが面白くて後編の公開日を待ちわびてました。
旅行や庭の手入れなどが忙しくて、そちらの話題のブログを載せてたので
映画を観に行った記事を書く暇が無かったのですが、今日の後編を観て
この映画の事を紹介したくなりました。
一寸前になりますが「64ロクヨン」の他に実話の映画2本を観てるのです。
1本は洋画ですがスポットライト「世紀のスクープ」・・・こちら
映画と言っても幅が広くファンタジックなものからアクション・実話と様々だが
私は実話に沿った映画が好きなので、世紀のスクープを観に行ったのですが
今迄は実話に沿った映画ですと観終わった後が、人間って素晴らしい・・・
そこはかとした感動が起きるのですが、この映画には感動は起らなかった。
何故だろう?
洋画ですから勿論、字幕ですが、余りに早い言葉の遣り取りに
必死で字幕ばかりを追ってるので、周りの風景などがサッパリ頭に入らず
もっと余裕のある音楽や風景を観たかった。
アカデミー賞・作品賞・脚本賞のW受賞したそうですが・・・
アメリカの新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を映画化し
神父が30年に渡り多数の児童に性的虐待を行っていた事実と
見てみぬふりをした教会の実態を、ボストン・グローブ紙の記者たちが暴いていく過程を描いた。
例え言葉が全部分からなくても、素晴らしい映画なら感動するでしょう。
もう1本は「殿、利息でござる」・・・こちら
江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいた。
造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、町の行く末を案じていた。
これも実話を映画化したもので、今でも穀田屋は酒屋として残っている。
面白いのは物語の舞台となる仙台出身のフィギュアスケート選手・羽生結弦君が
仙台藩の第7代藩主・伊達重村役で映画に初出演してます。
この映画は観終わった後に、ほのぼのとした感動がジワジワと湧き出てきました。
そして「64(ロクヨン)」の前編・後編です。
今日の「64(ロクヨン)」後編では平日にも関わらず、見易い席が殆ど埋まっていたのは
前編を観た人達が後編も観たいと思って来た人でしょう。
最近に無く大勢の人と見たのは初めてでした。
「64(ロクヨン)」の原作者、横山秀夫の小説を映画化し
たった7日間しかなかった昭和64年。
その7日間におこった未解決の誘拐殺人事件を巡る物語
警察による捜査隠蔽疑惑や、県警記者クラブとの対立。
主人公三上の前に立ちはだかる様々な壁、そして14年後に起こる新たな誘拐事件とは・・・
観てて鳥肌が立つような興奮が起き、本を読んでない人(私)には最後まで犯人像が分からず
最初から最後まで一瞬たりとも目が放せない映画でした。
本当に面白い映画を観せて貰いました
さて、此処から本題に入ります。
私は子供の頃からじっとしてれないのは感じてました。
小学校5,6年生の頃だと思いますが、母が呉服の縫物をしてるのを見ながら
「暇が出来たら何をしていいか分からない・・・」と言いますと
「大丈夫だよ、それなりに自分で計画を立てて過ごすものだよ・・・」と言われたのを
今でもはっきりと覚えています。
確かに今は年金生活者、自由な時間は山程あるので好きな使い方をすればいいのですが
何もしないでいると世の中から取り残されたような気持になり、自分で落ち込んでしまいます。
他の女の人と違う・・・と感じたのが入院した時です。
4度の入院生活は4人の合い部屋でしたが
それは夜寝るだけの部屋ですから個人の部屋など必要ないのです。
手術後から車椅子で動いていいとの許可が出た途端、部屋には殆ど居ません。
部屋に戻るのは食事と回診の時間だけで、其々の階にロビーがあり
其処には面会者とお話し出来るように、テーブルや椅子が置いてあります。
其処で、入院道具より手芸の材料の方が多いと言う程、持ち込んで手芸をしています。
部屋には滅多に戻らないので、一緒の部屋の人達から
「家に居ても、そんなに動き回ってるの?・・・」
この言葉は4回とも訊かれました。
そうです、家でも落ち着いてじっとしてられないのです。
私、じっとしてれない病気かも・・・
今日(16日)~18日まで旅行に行って来ます。
今日は天気も悪いのでゆっくり家を出ます。コメントの返事は遅れますが、お許し下さい。