6月16日(木)~18日(土)まで伊豆の北川と今井浜に宿泊してきた。
伊東に小さい家があるのですが、伊東に行ってまで食事の支度をするのが面倒になり
最近では上げ膳・据え膳に布団も敷いてくれて、温泉三昧の魅力に勝てず
伊豆でも泊まる事が多くなってしまった。
今回は北川温泉と今井浜温泉に1泊づつでしたが、二つの宿泊先の気遣いの違いに触れ
如何に気遣い次第でホテルやペンションの、お客様の人数が違うかが分かり驚きました。
旅行に行く前から天気が気になり週間天気予報を見てるのだが、毎日天気がコロコロ変わり
直前では16日は雨で、17日・18日は曇りに晴れマークでした。
16日はやはり朝から雨で、今迄に伊豆の観光地は殆ど行ってるので北川のホテルには
ゆっくり着けばいいと八王子の家を13時半に出ました。
このホテルには朝食だけを頼んでたので、途中のファミレスで昼食兼夕食を食べて
17時前にはホテルに着いたのですが、コンビニで夜食用も少し買って持ち込みました。
このホテルが謳ってるように、どの部屋からもオーシャンビューで
お天気が良ければ「伊豆七島」が見えるのですが、目の前は海としか分かりません。
それでも雨の中、屋上の「空中湯園」に入ってみたのですが誰も居ません。
このホテル、7階建ての大きいホテルで大分前は繁盛してたのでしょうが
昔の建物のままでリフォームもしてないので全てが古く
周りに新しいホテルや旅館が出来、経営も大変なのでしょう。
貸し切り露天風呂が1回無料で入れ、「展望大浴場」に「空中湯園」があり
其々を1回づつ入ったのですが、大きいお風呂に私専用のお風呂みたいに
他に入ってこない・・・
「空中湯園」は時間で男女入れ替えになるのですが、ラッシーパパが入ってる時にも誰にも会わず
広いお風呂に1人はちょっと寂しいね、などと話ししたのですが・・・
翌日17日も空を見たら曇っていて朝日など見れないだろうと思っていたのですが
なんと朝日が見れたのです
それも時間して5分間くらいで、すぐに雲の中に入ってしまいました。
ラッシーパパは朝日が見れないだろうと屋上の「空中湯園」に行ってしまいましたが
「空中湯園」から見てるだろうと思っていたのですが、気が付かなかったそうで
勿体ない事しましたね。
TVで北川温泉を紹介してる時は、海の真ん前にある「黒根岩風呂」が必ず写りますが
北川の何処の宿でも、宿泊者は600円のところを無料で1回入る事が出来ます。
朝6時半から入れるそうで、6時半を待って行ってみました。
宿の浴衣を着てるので分かるようです。
女風呂は一番奥にあり、その手前に二つ程の岩風呂があって、こちらは混浴だそうで
女性はバスタオルを巻いて入るようで、宿で別の色付きのバスタオルを渡されました。
何に使うのだろう?・・・と思いましたが、混浴用だったのですね。
3,4年前にも北川に泊まったのですが、その時はラッシーパパだけ入ったのです。
以前、ラッシーパパが入った時に、女性は男性の裸の所を通るんだよ・・・と言ってましたが
私も奥のお風呂に行く時に、裸の男性がお風呂から上がり海を見てる姿をチラット見てしまい
ビックリ慌てました。
ホテルの温泉も大きくて気持ち良かったですが、波打ち際の温泉も格別ですし
せっかく北川に泊まったのですから、この岩風呂も入ってみたかったのです
朝食時にレストランに行って見ると、なんと4組しか居ないのです。
たった4組の客達の為に、「空中湯園」と「展望大浴場」を夜通し開けておくのですから
傍目からみても経営が苦しいのは当然でしょ。
朝食も期待外れでした。
チェックアウトの時に支払いが終わり、未だ私がフロントに居るのに応対した若い女性は
さっさと中に引っ込んでしまい、教育が出来ない事に驚きでした。
こんな対応をしてるのですから、お客様が居ないのに納得でした。
でも、このホテルに申し込む時の口コミは悪くなかったのですが・・・
ホテルから「河津七滝(かわづななだる)」に行く事にしていたのです。
この七滝温泉の入口には巨大な二重ループ橋の「河津七滝ループ橋」があります。
この河津七滝は10年位前、未だ足の手術前で痛くて殆ど歩けない時に
2番目の滝の「初景滝」まで見たのですが、その後は来てなくて
どうしても七滝を巡ってみたかったのです。
以前に来た時は此処までで止めてしまいました。
これから面白そうな階段に登って行くのです。
以前の私でしたら階段を見ただけで、帰ろうと言ってますね。
この日は暑くて日本列島あちこちで35度を超えたようですが、此処も同じく暑くてこの階段を上ると
多くの木々が木陰を作ってくれとホットしたのです
滝が多いので水が落ちる音と木々の木陰で気持ち良く、この日に来たのは正解でした。
滝が落ちる場所は深いようで、水の色が青み掛かってて透明度が凄いのです。
何故蛇滝と名づけられたのかは↑の写真の右側の石が蛇のウロコに見えるかだそうです。
蛇のウロコに見えますか?
これから一番の見所の「釜滝」に行きますが、途中の吊り橋を渡ります。
↑の細い吊り橋をラッシーパパが怖がると思ってましたが、痩せ我慢か「怖くな~い」
↓の場所から撮る写真が一番のスポットだそうですが、高さが凄い迫力のある「釜滝」でした。
これで5滝を見ました。
残りの2滝は七滝の入口とは逆方面で入口に戻ります。
出合滝を見る為に逆方面の川に沿って下りて行きますと、2つの川が一緒になった小さな滝
それが「出合滝」で、傍に500円で絵馬を売ってます。
恋人同士が将来を誓い合って、此処に結んで帰るのでしょうか、ロマンティックですね。
私にはそんな想い出は無かったわ
もう1つの「大滝」ですが、どうしても見つからず、近所の家で訊いたら
大滝は個人所有の滝でホテルが持ってるのですが、宿泊者以外で見るには500円を
払うそうで、500円を払ってまで見る気はないので6滝で帰って来ました。
意外とゆっくり歩いても2時間も掛からなかったです。
もっと時間が掛かるのかと思い、途中のコンビニで昼食用のお弁当を買って来たのですが
途中で食べるような所が無かったので、これから宿に行く途中の春には河津桜で賑わう
公園があったのを思い出し、其処でお弁当を食べる事に・・・
公園には親子連れや老齢のご夫婦が休んでいたりで、大きな木が茂っていて
沢山あるベンチ全部が木陰を作ってくれている。
その中の一つに座りお弁当を食べながら、余りの気持ち良さに眠くなってくる。
横になりたくなったので車の窓と後ろのドアーを開けると気持ち良い風は入りウトウトしてしまった。
宿のチェックインが15時からなので、ちょっと早めに着いたが部屋に入れて貰い
温泉に入ったが、二人とも汗ビショビショ
私は家から持って行った、山崎 豊子さんの「不毛地帯1巻」が面白くて
夕食まで読んでいた。
この日に泊まった宿はペンションで、私は今迄に何回かペンションに泊まった事があるのだが
ペンションの裏まで見え過ぎて、旅行に行って夢を見たいのに現実を見せられて
楽しい気分が半減させられた事もあり、なるべく泊まらないようにしてるのだが
口コミで食事の良さとオーナー家族の気遣いが素晴らしいと書いてあったので予約したのですが
口コミ通りの気遣いが素晴らしいのです。
そのペンションの名前は東伊豆・今井浜温泉「心のどか」で
夕食の時に「1度に乗せれないので順番でお持ちしますが、鰺のお刺身を先に食べて下さい。
その骨を揚げて、おせんべいにしますので・・・」
○が鰺のお刺身です。
テーブルに乗せる物が揃うと、「写真を撮りますからかけらを用意しておいて下さい」で
次に来た時には方向を変えて2枚の写真を撮ってくれた。
いままでに沢山の宿泊してますが、宿がわから写真を撮ると言ってくれたのは
このペンションが初めてでした。
鰺のお刺身の骨を取りに来て、おせんべいになったのを持って来てくれました。
金目鯛三昧で、もう既にお腹が一杯になってきてましたが
金目鯛のあんかけに金目鯛の姿煮。
金目鯛の姿煮は本当にお腹が一杯で食べれないのです。
このまま食べずに捨てるには勿体ないので、明日の朝食に出してほしいとお願いしました。
このペンション、6部屋しかないのですが2階からも子供が走る賑やかな声
夕食が部屋食だったので、何組が来てるか分からなかったのですが・・・
その後、寝る前に温泉に入り、翌日の早朝にも又温泉に入りましたが
温泉は二つあってランプが点いて無ければ空いてるのです。
朝食の時は食事処でしたが6つのテーブルが皆塞がっています。
他の1組の老齢の4,5人のグループでも、朝食に前日の金目鯛の姿煮が乗ってましたので
我が家と同じで、食べれなかったのですね。
朝食もおかずが一杯で金目鯛の姿煮を食べるのに大変だった。
このペンション、家族一丸となってご主人が料理を作り、奥様は配膳に布団を敷いて
朝食の時はおじいちゃんと高校生らしき息子さんも配膳を助けてました。
今迄にペンションを4,5回泊まってるが、こんなに繁盛してるペンションは初めてでしたが
活気に満ちてるペンションは、私達までが気持ちが明るくなります。
チェックアウトする際もご主人と息子さんが玄関で見送り
おじいちゃんと奥様は客の荷物を持って駐車場まで運び、其処でもペンションのン名前の前で
お客さんんの写真を撮ってあげてるのです。
それも奥様の方から「写真を撮りましょう」と・・・
前日のホテルと、このペンションの対応の仕方が余りに違っていたので
やはり、こんなに繁盛してるのは気遣いの違いだとはっきり分かりました。
こんまま帰るには早過ぎるので、伊東の家に久し振りに寄って来ました。
伊東の家も庭師さんが年2回入ってるので何時も庭は綺麗ですし
昨夜泊まったペンションより広いし、海も山も見えてるのに使わないのは勿体無い。
伊東の家にもっと行くようにしましょう。