三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ロードヒーティング

2006年01月25日 05時34分49秒 | Weblog

ライブドア事件、まだまだ続編、続きそうな展開で
いろいろに波及していきそうですよね。
場合によっては、権力闘争につながってくる展開もあるかも知れません。
このあいだの選挙では自民党が圧勝したけれど、
満つれば、欠ける、というのが自然のことわりだから、
与党絶対多数で、じゃ必ず安定、ということには、ならないんですよね。大体。

先日は東京にも積雪。ホリエモン収監先の小菅にも
雪景色が写っていましたね。あの雪も溶けていない寒さの中で、
暖房もない独居房がかれの居場所なんだとか。
どんなふうに夜の冷気の中で過ごしているのだろうか、
なんか、すごい人生の展開に無情を思うようになるのでしょうかね。
あの世界一の金持ちといわれた堤義明さんも、ついこの間、入っていたんだよね。
堤さんの場合は、まぁ、潔かったんではないかと思いました。
あの状況の中での出処進退としては、頷けた部分があった。
大金持ちでも、やっぱ、辛い人生を歩んでいるんだなぁ、と思ったものでした。

って、どうも人文的な話題になってしまって、
テーマである住宅ネタになかなか入っていかないですね(笑)。
東京も雪が積もっているという話題からつなげて、いまの札幌の雪の様子へ。
で、事務所前の駐車スペースのロードヒーティングのことを、と思っていたんです(笑)。
写真は灯油のボイラーで温水を回して、路面をあたためて
雪を溶かす、ロードヒーティングの様子です。
エネルギー消費として、けっしていいこととも思ってはいないんですが、
駐車場の面積が約50坪ほどあって、毎日雪かきに追われるのは
事務所の場合、ちょっと勘弁したいなぁ、ということからの設備の選択でした。
すぐほど近くに自宅もあって。こっちも雪かき、ほぼ毎日のようにやるので
そのうえ、事務所駐車場までとなると、体が持たなくなるんですね。

これも設定の温度や、運転方法の選択で、ランニングコストは違います。
また、常時運転ではなく。雪を少し踏み固めてから融雪運転した方がいいとか、
いろいろ、節約を試しながら、ランニングしております。
北国での雪対策のなかで、こういう技術も組み合わせで、必要な部分はあると思います。
とくに高齢者の住まいなどで、エントランスなど必要な部分に効率よく
組み合わせることで、過ごしやすい北国の戸建て住環境を作り出せます。
左側は工事途中のパイピングの様子。
このパイプの中に不凍液を充填して、それの温度を調整して
アスファルト路面の融雪状態をコントロールしているわけです。
ここでは溶けた雪は下水に流しています。
そのまま、地中に浸透させるというタイプもありますが、
熱利用効率としては、こちらのほうが合理的。
いまのところ、札幌ではこの灯油式のボイラーが一番、コスト面では有利。
今の時期が、まぁこの装置のピーク使用時期でしょうかね。
北国らしい、設備のご紹介でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする