B級ですね(笑)。
まぁ、庶民的な味わいを求めるグルメ求道記、久しぶりに行きます。
どうもわたし、もやしラーメンに深い愛着がある。
なぜといえば簡単で、
生まれ育った実家が「もやし」製造業で、
そして、子どもの頃からさっぽろラーメン産みの親の
三平ラーメンの大宮さんが生家にもやしを購入に来ていたのですね。
って、そういうのは自分の味の好みとは関係ないエピソードではありますが、
その後、実家の仕事をアルバイトで手伝ったりしていまして、
それはラーメン店などへの業務用もやしの配送なんです。
免許を取ったらすぐに休み期間中、やっていまして、
勢い、さっぽろラーメンの食べ歩きをやっておりました。
そんな経緯や、体験が微妙に味の好みに影響していくものなのか、
いまや、すっかりもやしラーメン党になっております。
しかし、もやしラーメンという名前自体も、そのように名乗っているかどうか、
店によってはわからないのですね。
控えめに「野菜ラーメン」とか、もやしが主体だけれど、
他の野菜炒めも混ぜているケースも多い。
そこへいきますと、仙台で結構好きな大衆中華の「泰陽楼」の
こいつは、そのまんま、「もやしラーメン」なんですね。
中華らしく、やや軽く「あん」がかかっている。
そのスープを引き連れつつ、シャキシャキ感のある歯ごたえのもやしが
「小気味よく」口の中でハーモニーを奏でてくれる。
で、スープで出汁の風合いをかみしめながら、
ややほっそりとした、やややわらかめの麺にたどりつく。
あつあつ、といいながら、はじめは少ない本数の麺をすすり、やがて、
もやし、麺、もやし、麺、という交互の食感を楽しむ。
まぁ、ときどきレンゲでスープも楽しむ。
っていうような繰り返しが、腹の中で豊かな時間を感じさせてくれる次第なんです(笑)。
値段は、覚えていない(笑)。
500~600円ではないでしょうか?
まぁ、大衆中華の値段ですね。
さっぽろラーメンとはまったく違うラーメンなんですが、
どうも最近は、こういう系統にすっかり嵌っておりまして、
家で作るラーメンも、麺が細めになってきております。
わが家の坊主も、鍋料理の締めの麺など、すっかり細麺好みに変化。
さてさて、みなさんはお好み、いかがでしょうね。ではでは。